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ゆるキャラ6人衆クロイシックス~!

2011-11-26 | └キャリア教育

黒石商業高校の生徒が考案した黒石のゆるキャラ「ふるさと☆戦隊KUROISIX」がこのたび着ぐるみ化されて様々なイベントで活躍中です。

最初、その記事を読んだ時、それぞれのキャラがあまりにもおかしくて、ついニヤついておりました。

では、その6人を紹介しましょう。

1 つゆヤキソバン(黒石つゆやきそばのキャラ)
2 モミー(紅葉の名所である中野もみじ山のキャラ)
3 おかみ(黒石温泉郷のキャラ)
4 よされの横田さん(黒石よされの踊り手のキャラ)
5 雪田マサオ(日本一の雪だるまのキャラ)
6 こけシケ子(温湯<ぬるゆ>こけしのキャラ)

  

黒石の特産・名所がすべて盛り込まれた6人衆。地元の高校生とはいえ、よくこれだけの地元キャラを編み出したものです! 黒石を心から好きな高校生の思いが伝わってきます。ネーミングもすばらしくセンスいいです。「よされの横田さん」ってのも、実際にそういう方がいるのでしょうね。横田さんも、自分が着ぐるみになるなんて思ってもいなかったことでしょう。おめでとうございます!

高校生の着想を得て、この愛すべきキャラクターたちをデザインしたのは、地元のプロのデザイナーの方だそうです。検索で偶然ヒットしたのですが、弘前で洋服のデザイナーをされている女性のようです。そちらのサイトを見たら、洋服のことはよくわからないけど、こりゃすごいなと思いました。こちらの業界にも、こんな才能あふれる方が青森にもいて、全国に発信しているんですね。そして、まるで漫画家のようにイラストがお上手。

 

つゆヤキソバンの精悍さ、モミーのシャイさ、おかみのチャキチャキさ、よされの横田さんのひょうきんさ、雪田マサオの太っ腹さ、こけシケ子の純情さ。それぞれのキャラのキャラ(?)が、ほんとによく出ています、高校生たちも、自分たちのアイディアをこんな素晴らしい形にしてもらえて、さぞかし喜んだことでしょうね。

そして、さらにこのキャラクターたちは進化する。市民団体の黒石やきそば応援団「ブラスト」が、ついに着ぐるみ化に着手。最初の4人は既に着ぐるみになっていますが、残りの2人についても来年度中には…ということです。私は、特に「こけシケ子」の着ぐるみ姿を早く見たい。

KUROISIXは、黒石商業高校のある先生の仕掛けで、3年計画で始まったプロジェクトでした。高校生の地域貢献活動の一環として、「ゆるキャラ」を企画し、地域の活性化につなげようという目論見です。もちろん、高校生だけだと限界があるので、地域の商工団体など大人とちゃんとつながっている。

その樋口先生という方が、「この計画に携わってくれた生徒のみんなは、高校卒業後も立派にやっています」と語っています。「彼らにとって、こういう貴重な経験を積み重ねてきたことは、KUROISIXの活動を離れて社会に出たり進学した後も、強い力となって今後の人生を支えて行ってくれるはずだと信じています。」 う~ん。これぞキャリア教育。

今年の8月に行われた東北地区商業高校研究発表大会での彼らの発表を見ると、4年目を迎え、ますますKUROISIXはさらに進化を目指していることが分かります。



高校生が動く地域は、必ず元気になります。これからも、「高校生にしかできないこと、高校生だからできること」で地域を引っ張っていってほしい。そして、大人の皆さんも、彼らを時には指導し、時には対等な立場でつきあっていってほしいですね!



 


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