カクレマショウ

やっぴBLOG

中学校の部活動

2016-06-14 | ■教育

文部科学省が中学校、高校の部活動について週に一度の休養日を設けるなど部活動のあり方を示したガイドラインを策定するそうです。今朝の新聞各紙で報道されていた中で、産経新聞のこの見出しが目を引きました(^_^*)

これは教員の長時間勤務解消に向けた取組の一環とのことですが、部活動の指導や引率にかかる負担を「ブラック」ととらえる先生方が多いことが背景にあります。

とはいっても、この問題は「古くて新しい」問題であり、なかなか改善策を打ち出して来れなかったという経緯もあります。だって、「ブラック」だとはとらえない教員もいるわけだし、試合で勝つためには一生懸命練習しなくちゃいけないわけだし、親が顧問に熱心な指導を求める場合もあるし、時には「学校の名誉」なんかも掛かったりするわけですから。まさに、ホンネとタテマエの世界。

おそらく、これは校長の「強いリーダーシップ」だけでは解決しない問題で、部活動に対する共通理解を地道に図っていくしかないのかなと思います。そのためには、先生も保護者も地域の方も、そして子どもたちも含めて、ワークショップみたいな「対話」をじっくり何度も繰り返して、合意形成を図っていくしかありませんね。もちろん、各学校の裁量に任せるのではなく、市町村や地域全体で取り組まなくちゃね。


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