東日本大震災からまもなく1年を迎えようとしていますが、家族を失った人たちの悲しみ、悔しさが癒えるわけではありません。
今朝の毎日新聞でも、防災庁舎にいて津波に流され今も行方不明だという南三陸町の役場職員のお父さんが、やりきれなさを語っていました。昨日、遺体が見つからないまま葬儀をすませたという。
防災庁舎に行けと命じたのは町長であり、息子は天災ではなく人災に遭っ . . . 本文を読む
今日の毎日新聞に「現代のナスカ地上絵」という記事。
ナスカの地上絵については、前にもブログで書いたことがありますが、そこにも登場する山形大学の研究チームが、「今も地上絵が描かれている」という話を聞きつけて、2008年の夏にその絵を見に行ったのだそうです。そこには、30メートル以上もあるキリスト教の聖母が斜面に描かれていた。
面白いのは、これを描いたのは、アーティ . . . 本文を読む
「死刑は人間社会に用いられたもっとも古い刑である。」(K.B.レーダー『図説 死刑物語』原書房、1989年)
山口県光市の母子殺害事件の被告の死刑が確定しました。
被害者の遺族の本村洋さんは、「遺族としては大変、満足しています。ただ決して、うれしさや喜びの感情はありません。厳粛に受け止めなければならない」と語っています(2012年2月21日付け朝日新聞)。
& . . . 本文を読む
文房具が好きな人、文房具フェチって、すぐ分かります。そういう人とはすぐ仲良くなれるんですねー。
福沢諭吉の「学問のすすめ」に「文房の具」という言葉が出てきますが、「文房」とは、読書をしたり執筆をしたりする部屋のことを言うのだそうです。つまりは書斎。そこで使う道具が「文房具」というわけですね。
『仕事にすぐ効く 魔法の文房具』(土橋正、東京書籍、2010年)には、 . . . 本文を読む
話し手と聴き手との間で、「ラポール」を築くことができるかどうか。どんな講演会でもワークショップでも、このことが一番大切だと思っています。
ラポール”rapport”とは、もともとフランス語で「橋をかける」という意味。転じて、相手と自分との間に「心の橋」が架かっている状態を指す臨床心理学の言葉です。もちろん、通常の人間関係においても、ラポールはとても大切なこ . . . 本文を読む
病院という世界には、病院独特のルールみたいなものがあって、医師も看護師も入院患者も付き添いも見舞い客も、みんなそのルールに否応なく縛られている。ここ数ヶ月、ある大病院に通っているうちに、だんだん分かってきました。
病院の使命は、患者の病を治して社会復帰させること。その目標に向かって、関係する人みんながそれぞれに自分の役割を果たしています。医師や看護師さんが親身になって治療にあたっ . . . 本文を読む
日本のチョコレートの消費量のうち、12~13%がバレンタインデーの時期に集中しているんだそうで!いやはやなんとも…ですね。
前に、チョコレートの原料であるカカオの生産をめぐる「チョコレボ」のことを書いたことがありましたが、今日はチョコレートそのものの歴史をたどってみましょう。
チョコレート発祥の地は中米です。チョコレートの原料のカカオは、紀元前20 . . . 本文を読む
facebook経由で知ったネット記事、『2030年までに技術革新によって全ての仕事の50%が消滅する!! 社会の変化と「消える仕事」「新しい仕事」をまとめてみた』。
急速な技術革新で、電力業界、自動車産業、製造業といった多くの分野で「消える職業」が出てくるだろうというもの。「技術革新」というのは、ほとんどがコンピュータとかインターネットなど情報通信技術なのですが、「ロボット」と . . . 本文を読む
しつこいようですが、『コクヨの1分間プレゼンテーション』、「理由編」の続きです。
前回、「理由」を述べる時のテクニックとして、比較する、「ビフォー」を示す、の2点を紹介しましたが、他にも、「具体例を忘れずに盛り込む」というテクニックも。
これは考えてみれば、テクニックでもなんでもなくて、具体的に例を挙げて示すと、聴き手もイメージが浮かびやすくて説得力が増すというのは当たり前のことな . . . 本文を読む
『コクヨの1分間プレゼンテーション』。「疑問」(15秒)、「結論」(10秒)ときて、最後は「理由」(35秒)。
いかに有効な「疑問」を投げかけ、じょうずに「結論」をアピールしたとしても、では、なぜその「結論」が有効なのか、「納得できるタネあかし」ができなければ水の泡です。
ふだんの仕事でも、お、それいいアイデア!と思っても、なんでそう思うの?って聞かれて「え、( . . . 本文を読む
『コクヨの1分間プレゼンテーション』、疑問編の次は、「結論編」(10秒)です。
1分間プレゼンテーションだと、結論を言うのに10秒しか与えられないから、ほんの一言で語らなければならない。ただ、それは、30分のプレゼンでも同じなのでしょう。言うべきことは「たった1つ」。結論がいくつもあったら、聴き手を惑わせるだけですね。
プレゼンでいう「結論」とは、「相手の心を動 . . . 本文を読む
疑問(15秒)→結論(10秒)→理由(35秒)
この流れで「1分間プレゼン」の練習を進めようという『コクヨの1分間プレゼンテーション』。
それぞれのブロックでのポイントを紹介します。
まず「疑問編」。
「プレゼンがうまい人は、質問も上手」だと言う。聴き手の興味を引きつける質問や問いかけができるということです . . . 本文を読む
人前で話すのって皆さん得意ですか?
人前で話すの大好きって人は、あんまりいないかもしれませんね。私も、元教員でありながらナンですが、あんまり得意ではありません。好きか嫌いかと言ったら、好きに近いかもしれないけれど、決して得意ではない。
教員だから話しが上手、とは限りませんよね。教室で、子どもたちの前なら普通に話せるのに、大人の前だととたんに支離滅裂になってしまう . . . 本文を読む