カクレマショウ

やっぴBLOG

5年間ありがとうございました。

2009-06-19 | ■やっぴBLOG
いつもお立ち寄りくださりありがとうございます。 おかげさまで、2004年に始めたこのブログも今日で5周年を迎えることができました。これも、読んでくださる方の暖かい励ましのおかげと、本当に深く感謝申し上げます。 「カクレマショウ」というのは、吉田拓郎の古い歌のタイトルでした。  ホンネは粋がって言うものではありません  敵には味方と思わせ 味方には敵と思わせ  かくれましょう かくれましょう . . . 本文を読む

引き際だけが「美学」じゃない。

2009-06-14 | ■社会/政治
「引き際の美学」っていかにも日本人が好みそうなフレーズです。才能や力を惜しまれつつ第一線から退く姿こそ美しいと。昨日辞任した総務大臣も、あれが自分なりの「美学」だったのかもしれません。 逆に、最後に恨み言を言ったり、逆ギレしてやめていった首相などは、引き際が醜いと言われる。たとえどんなにいい仕事をしたとしても、引き際が美しくなければ決して評価されないのが日本社会。逆に引き際が見事であればあるほど . . . 本文を読む

「つなぐ」だけがコーディネートじゃない。

2009-06-13 | └社会教育
八戸市で教育支援のボランティアコーディネーターをされている方のお話しを聞く機会がありました。 彼女は、もともとPTA活動や国際理解などのボランティア活動をされていた方。平成13年の八戸市教育支援ボランティアセンターの設立以来、センターのコーディネーターとして活動されています。 コーディネーターの役割って、単に人と人を「つなぐ」だけじゃないんだということが、お話しを聞いてとてもよくわかりました。 . . . 本文を読む

"かぐや"月に帰る。

2009-06-11 | ■環境/科学
日本の月周回衛星"かぐや"が、今日未明(3時25分)、月面に落下し、2年近くに及ぶ観測を終了しました。テレビのニュースを見ていたら、"かぐや"の落下の瞬間(通信が途絶えた瞬間)を確認した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員が思わず歓声を上げていましたが、あれは、「ほぼ狙いどおりの場所に落下させることができた」からだそうです。つまり、今後、月に着陸させるための技術的な成果が得られたということです。 . . . 本文を読む

手塚治虫『MW(ムウ)』。こんな映画化ならいらない。

2009-06-10 | └手塚治虫 『火の鳥』・『ブッダ』・『MW』
『MW(ムウ)』(1976~78年「ビッグコミック」連載)は、私が読んだ手塚作品の中ではものすごく異質な印象があります。通常の手塚作品に共通する「人間愛」とは正反対の、憎しみ、復讐、嫉妬、愚かさ、人間の醜悪な部分だけが全面に出た作品。描写も、人間がバラバラになったり、同性愛のシーンなどが次々と出てくる。「子どもには見せられない漫画」というなら、それはそうかもしれません。でも、この作品は、「悪」に対 . . . 本文を読む

ウルトラミラクルシュール&ポップな100s

2009-06-09 | ■私の好きな歌
「ウルトラミラクルラブストーリー」のテーマ曲「そりゃそうだ」、映画の衝撃的なラストシーンに続くエンド・クレジット。そのバックにこの曲が流れてくるタイミングが感動モノで、それ以来、あのメロディが頭の中をぐるぐる回っています。 歌うのは「100s」(「ひゃくしき」と読むのだそうです)。作詞作曲は中村一義。「そりゃそうだ、はしる」という歌詞以外、ほとんど聴き取れないので、ネットで歌詞を探してみました。 . . . 本文を読む

「言葉の生活感」が失われていくこと。

2009-06-07 | ■つながり・コミュニケーション
今朝の朝日新聞、池澤夏樹氏のエッセイ「終わりと始まり」は、南アメリカの南端に住むヤガン族の最後の一人というおばあさんに会ったという話でした。 ヤガン族は、アメリカ大陸の最南端まで行ったモンゴロイドだという。つまり、私たち日本人と同じ種族が、はるか昔にアメリカ大陸を何千キロも縦断し、ちょうど地球の裏側までたどり着いた。そして今でもその子孫がそこに住んでいるということですね。500年ほど前にアメリカ . . . 本文を読む

「とば口」にいる君たちへ─「カタリバ」リハーサル終了。

2009-06-06 | └キャリア教育
「高大連携キャリア形成推進事業」の今年度の「カタリバ」がいよいよ来週末から始まります。今年は、県内12校で「カタリバ」が、また、カタリバの次のステップである「アシノコ」のワークショップが4校で実施される予定です。 「カタリバ」は、前にも紹介したことがありますが、大学生が高校に行って、自分の体験談や夢を語ることによって、高校生の中にある「本気」を引き出し、自分の将来を描くこと、そしてそれに向かう意 . . . 本文を読む

『1Q84』─スリリングでエロティックな村上春樹の世界は楽しめます。

2009-06-04 | ■本
村上春樹の新作『1Q84』。5月29日に全国発売されたのですが、事前の予約がものすごく、「異様なハイペース」で売れているのだそうですね。発売開始から4日で2巻の累計部数が5刷77万部=(1)40万部、(2)37万部=に達したというのですから、確かにこれはすごい。 私もAmazonで予約注文していたのですが、ふと気がついたら、(1) (2) の2冊セットのうち、(2)しか注文していなかったことに気 . . . 本文を読む

「ONCE ダブリンの街角で」─ダブリンの街に溶け込む歌

2009-06-03 | ■映画
"ONCE" 2006年/アイルランド/87分 【監督・脚本】 ジョン・カーニー 【出演】 グレン・ハンサード/男 マルケタ・イルグロヴァ/女  なんだかこういう映画を観ると、ほっとします。とりたててストーリーと呼べるようなものはなく、ダブリンの街角で「男」と「女」(二人とも最後まで名前が出てきません)が出会い、お互いに惹かれるものを感じながらも、過去のしがらみから抜けきれない…という内容。 . . . 本文を読む

『谷川俊太郎の質問箱』─さすが詩人・谷川俊太郎。

2009-06-02 | ■本
昼休み、本屋をぶらついていると、読みたい本が次々と目に飛び込んできます。でもこれ以上「積ん読」を増やしたくないので、とりあえず買わないでおく。こうして買わないでおくと、いつの間にか買うのを忘れてしまうんですけどね。 結局、平積みコーナーでふと見つけた『谷川俊太郎の質問箱』(新潮社)だけは買うことにしました。 その足で公園に向かい、初夏の日差しの中で買ったばかりの本を開く。 この本は、「ほぼ日 . . . 本文を読む

「ウルトラミラクルラブストーリー」─私にはメッセージが伝わってきた、と思う。

2009-06-01 | ■映画
2009年/日本/120分 【監督・脚本】 横浜聡子 【エンディングテーマ】100s 『そりゃそうだ』 【出演】 松山ケンイチ/水木陽人 麻生久美子/神泉町子 ノゾエ征爾/田中太 ARATA /島田要 藤田弓子/三上のカミサマ 原田芳雄/三沢医師 渡辺美佐子/柴田もつ [2009/05/30 青森アムゼ] 写真:(C)2009「ウルトラミラクルラブストーリー」製作委員会 ****** . . . 本文を読む