カクレマショウ

やっぴBLOG

「町中華」を探そう。

2016-03-04 | ■食べ物
こういう店を「町中華」っていうんだそうですね。先日の朝日新聞(2016年2月23日付け)に載っていました。「町中華探検隊」を率いるライターの北尾トロさんによると、「町中華」の定義は「昭和以前に開業し、千円以内で満腹になれる庶民的な中華店。ラーメンに特化した専門店と異なり、麺類、飯類、定食など多彩なメニューを提供している」店ということです。 わかるわかる! そういう店はどんな町にも1軒くらいはあり . . . 本文を読む

食べ疲れて飲み疲れて。

2010-05-09 | ■食べ物
古い知り合いの別荘で、毎年2回開かれているという野外パーティに誘われて出掛けてきました。 マイクロバスに揺られること約1時間。広い敷地では、既に数ヶ所に設けられた調理場や窯に炭が熾されていて、料理人の皆さんが準備に取りかかっていました。青森市内で料亭やフレンチレストラン、インド料理店を経営するプロの料理人たちが、それぞれに旬の食材を持ち寄って、料理を供してくれるのです。 まず、「お通し」的に各 . . . 本文を読む

キーマカレーを作る。

2010-02-22 | ■食べ物
「キーマカレー」の「キーマ」(英語表記だと"keema"、"kheema"、"qeema")とは、もともとヒンディー語で「細かいもの」を意味するのだそうですが、転じて、「挽き肉」を指す言葉として使われています。 挽き肉といっても、インドではヒンドゥー教徒は牛肉は食べないし、ムスリムは豚肉がだめ、ということで、キーマカレーといえば、羊肉の挽き肉がほとんど。日本のインド・レストランでも、羊肉のキーマ . . . 本文を読む

これぞ、正統派親子丼。

2008-09-20 | ■食べ物
最近は、サケとイクラを乗せた丼を「海鮮親子丼」と呼んだりもするらしいですが、私に言わせれば、あれは「サケとイクラ丼」であって、断じて親子丼ではない。それから、関西の方には「他人丼」というのもあるらしい。「親子」じゃなくて「他人」、つまり、鶏肉の代わりに豚肉や牛肉を使った卵とじ丼だという。これまたけったいな代物だと思う。だいたい、「他人丼」というネーミングが安易です。関西人らしい割り切った考えなのか . . . 本文を読む

『美味しんぼ』青森編─ディープなディープな「究極」と「至高」のメニュー

2007-11-23 | ■食べ物
『美味しんぼ』がついに単行本100巻を達成! 私は、60巻くらいから買ってなかったのですが、ちょうど100巻目が「日本全県味巡り」の青森編だというので、久しぶりに読んでみました。いつのまにか、山岡・栗田夫妻には双子の子どもができて、さらに三人目もおなかにいるらしい。取材に行くときは必ず夫婦そろって出かけるので、その間の子どもの世話は、栗田さんの父母など周りの人にずいぶん助けられているみたいデスネ… . . . 本文を読む

「つゆ焼きそば」全国デビュー!

2007-11-14 | ■食べ物
黒石名物「つゆ焼きそば」が、なんとカップめんになっていきなり全国デビューすることになりました! エースコックが、mixiのコミュニティで「夢のカップめん開発オーディション」を実施したところ、寄せられたアイディアは526件。エースコック社内で10件に絞り込み、コミュニティ参加者によるアンケートの結果、「黒石・つゆ焼きそば」の商品化が決定したということです。 これもまた、インターネットをフルに活用 . . . 本文を読む

サイフォンでコーヒーを…。

2007-10-06 | ■食べ物
急に思い立って、戸棚の奧からコーヒーサイフォンを引っ張り出してきました。このサイフォン、なんと私が高校時代に買ったハリオ製。なんと物持ちのいいことか。 私が初めてサイフォンを見たのは、高校時代の友だちの下宿でした。その友だちはなぜかサイフォンを持っていて、得意げにコーヒーを淹れてくれたのです。その仕組みの不思議さに驚いて、思わず手を出そうとしたら、ピシリと叱られたものでした…。サイフォンでコーヒ . . . 本文を読む

♪なーまこーなーまこー たっぷり なまこ♪

2007-09-27 | ■食べ物
というわけで、もう少しでナマコのおいしい季節を迎えます。 私にとってのナマコは、青森県横浜産のナマコ。横浜町は、まさかりの形をした下北半島のちょうど取っ手の部分に位置する町ですが、冬の陸奥湾でとれる横浜ナマコは、コリコリと歯触りも良く、おいしい純米酒と一緒ならどんぶり一杯くらいは食べられます。酢の物にしてもいいのですが、とれたてのナマコはぶつぎりにしてそのまま食べても潮の香りで十分いけます。 . . . 本文を読む

蛍光灯で育つ「津軽元気野菜」

2007-09-24 | ■食べ物
野菜はやっぱり太陽の恵みを受けて育ったものじゃなきゃ…と思っています。昔の話ですが、中国に行ったときに食べた分厚いピーマンの濃厚な味はいまだに忘れられません。もっとも、最近の中国産食品はいろいろ問題があるようで、心して口に入れなければなりませんが。 太陽の恵みを受けた野菜栽培は、当然季節と密接な関わりがあります。夏のトマトやキュウリがみずみずしいのは暑い日差しをたっぷり浴びているからで、温室の野 . . . 本文を読む

「やきそばサミット in 黒石」の一番人気は…

2007-09-08 | ■食べ物
「やきそばのまち」黒石市で、「やきそばサミット in 黒石」が今日と明日、2日間にわたって開催されています。 黒石といえば、最近こそ「黒石やきそば」とか「つゆやきそば」で売り出し中ですが、もともとは、「こみせ」で有名なまちです。こみせとは、雪の多い津軽地方ならではの、アーケード状の通路のこと。ルーツは藩政時代にさかのぼるのだとか。各商店がそれぞれの軒先をちょっと長めにせり出させて、雨風や雪を避け . . . 本文を読む

タコとったどー!!

2007-09-02 | ■食べ物
職場のキャンプで、津軽半島北端の岬へ。心配された天気も上々、寒いだろうと思った海もそれほど水温は低くなかったので、ヤスを手に、ちょっと潜ってみることにしました。 小さめのアブラメを数匹ゲットしたあと、水深1.5mほどのところにバフンウニの大群を見つけました。ヤスで突っついていたら、岩陰からいきなりタコの赤い足がニョロリと出てきてびっくり。ヤスを突き刺してみると、確かに手応えはあったのですが、ぐに . . . 本文を読む

「黒石つゆ焼きそば」はB級グルメの逸品

2007-06-24 | ■食べ物
昭和30年代、青森県黒石市。とある中学校の近くにあった食堂では、中学生に少しでも腹を満たしてもらうため、店主が焼きそばにラーメンのスープをかけてくれたという。そして、それから何十年か後、あの頃の子どもたちが大人になって、みんなで、あの「ラーメンのスープ入り焼きそば」を復活させた…。 黒石名物・つゆ焼きそばの誕生には、そんな逸話が残っています。子どもの頃に食べたおいしさをいつまでも忘れられない大人 . . . 本文を読む

ホヤの「ふにゃふにゃ病」

2007-06-13 | ■食べ物
これから、ホヤがおいしい季節を迎えます。ホヤはダメという人もけっこういるようですが、私はホヤには目がないので、たとえば、駅前の魚市場で天然ものが出ていれば必ず買うし、居酒屋でももちろんメニューにあれば注文します。どっちかというと「酢の物」より「水物」の方を好みます。特に天然ものの場合、酢の物にしてしまうと、あの歯ごたえは同じでも、ホヤの最大の持ち味である潮の香りと独特の甘みが消えてしまうような気が . . . 本文を読む

日本酒=「純米」酒

2006-01-09 | ■食べ物
あくまで想像ですが、たとえばフランス人で、アルコールそのものが全くダメという人を除いて、「ワインが飲めない」という大人はあまりいないんじゃないかと思います。酒を飲む、というよりワインは食事の一部として当たり前に存在する感覚ではないのでしょうか。 日本には、酒は飲めるけど日本酒だけはダメ、という人がいます。逆に、「日本酒もイケるクチ」とか「やっぱり酒は日本酒じゃなくちゃ」といった言い方もよく耳にし . . . 本文を読む

モツスパ

2005-12-10 | ■食べ物
モツ・スパゲティ、略してモツスパ。あんまりおいしそうには写っていませんが、実はとっても美味なのです。 「モツ」っていったいどこの肉?と思いますが、「語源由来辞典」というサイトによれば、「モツ」とは「料理に使う鶏・牛・豚などの内臓」のことであると書いてあります。なるほど、「臓物」の「モツ」なわけですね。では、焼肉屋で見かける「ホルモン焼き」の「ホルモン」ってのは? 同サイトの「ホルモン」の項によ . . . 本文を読む