『吉田拓郎読本』(音楽出版社)。伊藤明夫、加川良、山本コウタロー、田家秀樹といった、拓郎をずっと見てきた人たちのインタビュー、全アルバムの曲目解説など、読み応え十分のムック本です。
アルバム「元気です」に「加川良の手紙」が収録されることになったいきさつについて、加川良が「真実」を語ってくれています。要するに、拓郎がエレックからメジャーなCBSソニーに移籍して初めてアルバムをつくることになったので . . . 本文を読む
青森県立柏木農業高等学校では、県と連携して、様々なハイテク技術を活用した新たな農業技術の開発・研究に取り組んでいます。昨年度から2ヶ年計画の事業(「元気あおもり柏農発ハイテク農業プロジェクト事業」)ですが、先日、その成果を地域の皆さんに披露する一般公開デーが行われました。
何といっても一番見たかったのは、「閉鎖型野菜工場」。そこで「きょうしつ野菜」が作られていると言う。つまり、普通の教室(空き教 . . . 本文を読む
米国に渡る前、野茂投手は、近鉄バファローズのエースでした。バファローズが優勝したのが1989年、その年のドラフトで仰木監督がくじで引き当てたのが野茂でした。1990~94年の5年間で計78勝、奪った三振1,204個。ところが、彼は日本式の「根性野球」や管理主義に反発を覚えるようになっていきます。高校、社会人と、あの独特の投球フォームを「矯正」されなかったことが「野茂投手」を作り上げてきたわけですが . . . 本文を読む
今年、2008年は、「未来少年コナン」の物語のきっかけとなる終末戦争の年。超磁力兵器により、地球上のほとんどの都市は消滅し、地形も大きく変わってしまった。それから20年後、「のこされ島」に生きる少年コナンは、人並みはずれた運動能力を持つ自然児。漂着した少女ラナを悪の手から救うため、コナンは島を出て、世界征服を目論むレプカとの戦いの旅に出る…。
コナンは、NHK初のアニメーションシリーズです。放映 . . . 本文を読む
東奥日報(夕刊)に連載中の「ふるさとあの瞬間(とき)」。現在、「テレビがやって来た」というテーマを取り上げていますが、先日、3回にわたって「佐井村の放送教育」が紹介されていました。
佐井村は、下北半島の北端にある漁業の村。青森市から車で行くとなると、大間町を経由してゆうに3時間はかかります。大間もそうですが、この村も、生活圏という意味では、青森よりも津軽海峡をはさんだ函館の方を身近に感じているら . . . 本文を読む
INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
2008年/米/124分
監督 スティーヴン・スピルバーグ
原案 ジョージ・ルーカス
脚本 デヴィッド・コープ
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演 ハリソン・フォード/インディアナ・ジョーンズ シャイア・ラブーフ/マット・ウィリアムズ
カレン・アレン/マリオン・レイヴン . . . 本文を読む
大分県の教員採用をめぐる贈収賄事件、まだまだ波紋が広がっていますが、新しい事実を伝える報道に接するたびに、気持ちが暗くなります。
様々なコメントの中で必ず触れられるのが、「大分だけではないのでは?」という感想ですが、そう思われても仕方がないでしょうね。大分県で採用をめぐる金銭の授受が横行していた背景の一つとして、教員採用試験の倍率の高さが挙げられています。でも、それを言うなら、青森県だって大分県 . . . 本文を読む
「キャリア」という言葉は、もともとラテン語で「轍(わだち)」を意味するそうです。後ろを振り返ると、1本の(轍だから正確には2本か)線が見える。ひたすらまっすぐな人もいれば、くねくねとカーブを描いている人もいるでしょう。どういう形を描いているにせよ、「自分のたどってきた足跡」が、すなわちキャリアということですね。
曲がり角は、曲がってみなければその先に何があるのかわからないわけで、「くねくね道」の . . . 本文を読む
昨年、このブログでも紹介したことがある田舎館村の「田んぼアート」。今年の「作品」のテーマは七福神の「恵比寿様と大黒様」。
ところが、今年の田んぼアートに、ちょっとした事件が持ち上がりました。
田んぼアートを見るために、毎年多くの観光客がやってきます。昨年は約24万人が見物に訪れたのだとか。小さな村にしては、この集客力は大したものです。
昨年も書いたように、田んぼアートを見るためには、隣接する . . . 本文を読む
国立青少年教育振興機構の調査によれば、「なりたい大人」が「周囲にいない」と答えた中・高校生が約5割に上る、のだそうです。
新聞やテレビはこぞって「5割もいるなんて一大事」という論調の報道でしたが、私は逆に、「5割しかいないのか」と思いました。こんな世の中で、51%の中学生、49%の高校生は「なりたい大人がいない」とは答えていないのです。小学生(5年生)に至っては、67%に上ります。これはなかなか . . . 本文を読む