昨年11月に静岡で開催された第39回技能五輪国際大会で、日本は全47職種のうち、16職種で金メダルを獲得しました。国別で言えば、もちろんダントツ。日本が金メダルを取った職種は、次の通りです。
ポリメカニクス/情報ネットワーク施工/CNC旋盤/CNCフライス盤/溶接/自動車板金/電子機器組立て/電工/洋菓子製造/造園/移動式ロボット/抜き型/機械組立て/構造物鉄工/木型/曲げ板金
私にはどんな仕 . . . 本文を読む
THE U.S. VS. JOHN LENNON
2006年/米国/99分
監督・製作・脚本 デヴィッド・リーフ ジョン・シャインフェルド
日本語タイトルはなぜか「PEACE BED」とされていますが、原題にあるとおり、この映画はまさにアメリカ合衆国とジョン・レノンの戦いの歴史を描いています。というより、ジョン・レノンの生き方をたどることによって、米国の現代史が見えてくるというのも、考えて . . . 本文を読む
昨日書いた高校での職業を考える授業。会場は、1学年全員が入れる会場ということで、当然「体育館」でした。久しぶりに学校の「体育館」というものに入ったのですが、体育館はあくまでも体育館だよなあとつくづく思いました。体育館は学校の中で一番広いので、全校集会や文化祭のステージ発表など、体育の授業や部活動とか「運動」以外の目的でもけっこう使われます。
でも、体育館は、生徒を集めて話を聞かせるとか、授業をす . . . 本文を読む
先日、「ジョブカフェあおもり」の出前授業の様子を見てきました。総合学科を持つ青森中央高校1年生約240人を対象とした、職業について考える授業です。総合学科の特徴でもある「産業社会と人間」という教科の中で、1年間にわたる取組の中の4回分をジョブカフェが担当するという仕組みになっています。よく見られるような学校からの「丸投げ」では決してなく、学校は1年間の学習に使用するオリジナル・テキストを作成し、そ . . . 本文を読む
裁判員制度については、周防監督と木谷さんの対談の中で、こんなくだりがあります。裁判員制度を説明するときに、「あなたは被告人を裁けますか」といった形で宣伝すると一般の人たちは怖じ気づいてしまう。そうではなくて、裁判員が判断しなければいけないのは、「検察官の有罪立証に、なるほどその通りだと思えば有罪。一つでも有罪立証に疑問があれば、無罪」、こう伝えるべきだ。
要するに、裁判員がやるべきは、検察官が、 . . . 本文を読む
2007年/日本/143分
監督: 周防正行
製作: 亀山千広
脚本: 周防正行
撮影: 栢野直樹
出演: 加瀬亮/金子徹平 瀬戸朝香/須藤莉子 山本耕史/斉藤達雄 もたいまさこ/金子豊子
たとえば、突然、学校の先生をやってくださいと言われたら? もちろん、誰でもすぐに教壇に立って授業ができるわけではないでしょう。でも、少なくとも、すべての大人は、「学校」という場所をある程度知っ . . . 本文を読む
下北半島の北東部に位置する東通(ひがしどおり)村。村を挙げての教育改革に取り組んでいます。その取組は中央紙にも紹介され、全国から視察が引きも切らない。
東通村の人口は約7,700人。そのうち、小中学生は700人ほどだそうです。30年前と比べると、1,000人も減っています。村の面積が大きく、その中に29の集落が点在することもあって、かつて小学校は19校、中学校は17校もありました。そのほとんどが . . . 本文を読む
TWELVE MONKEYS
1995年/米国/130分
監督 テリー・ギリアム
製作 チャールズ・ローヴェン
脚本 デヴィッド・ピープルズ ジャネット・ピープルズ
撮影 ロジャー・プラット
音楽 ポール・バックマスター
出演 ブルース・ウィリス/ジェームズ・コール マデリーン・ストー/キャスリン・ライリー ブラッド・ピット/ジェフリー・ゴインズ
「未来世紀ブラジル」(19 . . . 本文を読む
18歳の少年が母と弟妹3人を殺害・放火するという八戸の事件。
新聞に書いてありましたが、少年が中学生の頃、学校に行こうとしない少年を地域の民生委員が何度も訪ね、その結果、学校に通うようになったのだとか。少年が住むあの地域は、昔から公民館や子ども会活動が活発で、それだけ地域による教育がきちんと機能しているはずなのですが、それでもこういう事件は起こる。やるせない事件です。
殺害された2人が通う中学 . . . 本文を読む
去年の漢字は「偽」。ということで、朝日新聞は新年早々から「ニセモノ社会」というシリーズを連載しています。
1 あふれる裏切りの味(食の偽装)
2 誇り隠し「贋作」の村(著名な絵画の贋作を作る中国の村)
3 幻惑漂う 宮家の名(有栖川宮事件)
4 メタボ85センチの怪(厚生労働省のメタボリック症候群対策)
5 売られる博士号(ニセ学位)
6 表面 飾る政治家(政治家の経歴偽装やテレビ露出)
7 浮 . . . 本文を読む
古いカセットテープを整理していて、ふと見つけた「伊勢正三ベスト」。
伊勢正三。かぐや姫のメンバー。解散後、元・「猫」の大久保一久とフォークデュオ「風」を結成。あの名曲「22才の別れ」は、彼がかぐや姫時代に作った曲ですが、1975年、「風」のデビューシングルとしてリリースされ、チャート1位を獲得しています。「なごり雪」も同じく彼のかぐや姫時代の曲で、イルカが同じ年にカバーして大ヒット。
「風」の . . . 本文を読む
キャリア教育の一つに、「金銭教育」というのがあります。良くも悪くも、世の中を生きていく上で避けて通れないのがお金。とらえ方によっては、お金とのつきあい方というのは、「生きる力」の最も大切な要素かもしれません。言うまでもありませんが、金銭教育は、お金のもうけ方とか投資の仕方を学ぶものではありません。お金を通して将来の生き方を考えるという意味で、キャリア教育の考え方ともぴったり合致します。
金銭教育 . . . 本文を読む
この冬休み、「難関大学」、「医学部」をめざす青森県内の高校生たちが2泊3日の合宿で、東京の大手予備校講師による授業をみっちり受けています。
読売新聞連載の「教育ルネサンス」の「入試最前線'08」シリーズで紹介されていました(2008年1月9日付け)。医師不足に悩む青森県としては、地元の高校生に医学部にたくさん入ってもらって、将来は地元に戻ってきて医師になってほしいということから、県教育委員会の事 . . . 本文を読む
原題"LE TEMPS DU LOUP"
2003年/フランス・オーストリア・ドイツ/109分
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
撮影:ユルゲン・ユルゲス
出演:イザベル・ユペール/アンナ ベアトリス・ダル パトリス・シェロー
ミヒャエル・ハネケは、1942年生まれのドイツ人。彼の監督・脚本作品は、ほとんどが日本未公開ですが、TSUTAYAにはなぜか彼の作品がずらりと並んでいます。
ほとんど . . . 本文を読む
何かに書いてありました。
なるほど。「何かをする」こと自体に価値があるということですね。確かに、何もしなければ「失敗」もありえないわけで。そういう意味では、失敗の反対も「何もしない」こと、とも言える。
考えてみれば、物事がすべてうまくいくというのは、人生でそうそうあることじゃない。かといって、「失敗」ばかりしているわけでもない。とらえようによっては、「何もしない」ことの方が圧倒的に多いのかも知 . . . 本文を読む