カクレマショウ

やっぴBLOG

Rikuoの超絶なピアノ・ライブ

2009-11-24 | ■私の好きな歌
弘前の萬燈籠(まんどろ)で行われたRIKUOのライブに行ってきました。 萬燈籠は、30人も入れば満員になるような小さなライブスペース。まさに「目の前」にある舞台にはKAWAIの電子ピアノが1台。お客さんは、小さな子どもさんを含む家族連れあり、若いカップルありでしたが、やっぱりおじさんおばさん層が大半を占めていました。知り合い同士も多いらしく、開演前からアットホームチックな空気が流れる中、RIKU . . . 本文を読む

確かに「エジプト展」ではあるものの…。

2009-11-23 | ■美術/博物
青森県立美術館の「吉村作治の新発見!エジプト展 ~国立カイロ博物館所蔵品と~」、最終日の今日、ギリギリセーフで行ってきました。 それほど駆け足で見たわけではないのに、入口から出口まで、40分弱で見終わってしまいました。なんだかなあ…という感じでした。 「エジプト展」というだけで、見ておかなくちゃと思ったものの、よくよくタイトル見れば、「吉村作治の」とあるわけで、これはもう、吉村作治氏の「業績」 . . . 本文を読む

『日本でいちばん大切にしたい会社』に共通していること。

2009-11-21 | └キャリア教育
去年刊行され、話題になった『日本でいちばん大切にしたい会社』という本があります。著者の坂本光司さんは、法政大学で中小企業の研究をされている先生ですが、日本全国の中小企業をこれまで6000社以上訪問し、調査してきたというから驚きます。 そのうち坂本さんが「真に正しい経営」をしていると考える5社(他にコラムで9社)がこの本で紹介されています。 「はじめに」で坂本さんが書いています。こうした素晴らし . . . 本文を読む

100s「空い赤」─横浜聡子監督、「オレの風景」を見せる。

2009-11-20 | ■私の好きな歌
前にも書きましたが、100s(ヒャクシキ)のボーカル、中村一義の歌は、歌詞がほんとに聴き取りにくい。 たとえば、100sとしてのセカンドシングル、「Honeycom.ware」という曲。 こちらのサイトでは、歌詞を見ないで、聞こえたまま歌詞を書き取るというすごく面白いことをされています。確かにこんなふうに聞こえる。  月光 月光上の巣 レイナ  光るメリージーザス  月光 月光上の巣  . . . 本文を読む

『聖(セイント)☆おにいさん』っていったい…。

2009-11-18 | ■本
中村光の『聖☆おにいさん』、ずっと前から気になっていたのですが、たまたまある人から面白いと勧められたこともあって、これまで出たコミック4巻を一気に読んでみました。 知っている人も多いとは思いますが、この漫画の主人公は、「イエス・キリスト」と「ブッダ」なんです…。しかも、「世紀末を無事乗り越えた」二人は「天界」から降りてきて、東京・立川のアパートで共同生活をしている…。 しかもしかも、二人(「二 . . . 本文を読む

親愛なる倫子さんへ

2009-11-17 | └キャリア教育
私が尊敬してやまないキャリア・カウンセラー、工藤倫子さん。彼女の昨日のブログを読んでみてください。「親愛なる先生へ」。 先生方に、こんなにあたたかいエールを送ってくれる人が、ほかにいるでしょうか? 学校の進路講話、教員の研修、企業内研修、女性セミナーなど、年間150回もの講演をこなしている倫子さん。どの講座でも、彼女の人気はすさまじい。倫子先生の話は心にしみいる、こんな話今まで聞いたことがなか . . . 本文を読む

国の役割、自治体の役割

2009-11-16 | ■社会/政治
行政刷新会議による事業仕分けも週明けの今日から再開。昼休みにウェブサイトをのぞいてみたら、ちょうどキャリア教育に関する事業についての議論をしているところでした。画面は鮮明とはいえないけれど、音声だけははっきり聞こえます。 キャリア教育に関連する初等中等局、生涯学習政策局、それぞれの事業について一通り説明があったあと、いつものように仕分け人たちの一斉攻撃開始! この第3グループの民間仕分け人には . . . 本文を読む

多彩な「読み聞かせ」のスタイル

2009-11-15 | └社会教育
今日行われた読書活動推進県民大会。 最近は、どうも、「読書活動」イコール「子どもの読書活動」ととらえる傾向があって、今日の大会も、午前は絵本作家による講演(トーク&ライブ)、午後は読み聞かせグループによる「おはなし」の実演と、やはり、子どもの読書を意識した内容。 青森県内でも、ここ数年、読み聞かせ活動が盛んになってきていますが、今日は、4つの団体がそれぞれ20分の持ち時間の中で素晴らしい実演を . . . 本文を読む

福田繁雄追悼特別展(その2)─見る角度を変えてみると…。

2009-11-14 | ■美術/博物
福田繁雄の立体作品でよく目にするのが、正面から見た形と横から見た形がそれぞれ違っているというのがあります。 福田繁雄デザイン館のある二戸シビックセンター、入口を入ってすぐの1階ロビーに、さっそく彼のそんな作品が目に飛び込んできます。「鳥獣戯画」と「東西交鶏好(とうざいコケーコ)」。前者は、カエルとウサギ、後者は鶏と尾長鶏の組み合わせ。一粒で二度おいしい。カエルを見てウサギを見る。ウサギを見て . . . 本文を読む

福田繁雄追悼特別展(その1)─大いなる単純性

2009-11-12 | ■美術/博物
今年1月に亡くなられた、グラフィックデザイナー・福田繁雄の追悼特別展(PARTⅡ)が、岩手県二戸市の福田繁雄デザイン館で開催されています(2010年3月28日まで)。 以前、ブログでも書いたことがありましたが、私が福田繁雄を知ったのは、高校時代にさかのぼります。三田誠広の『龍をみたか』という新聞連載小説の挿絵に目を引かれたのが最初でした。 福田氏が、戦争中に母親の出身地である岩手県福岡町(現在 . . . 本文を読む

「事業仕分け」の先にあるものは。

2009-11-11 | ■社会/政治
鳩山政権が来年度予算削減の切り札とする「事業仕分け」が今日から始まりました。 都道府県や市町村ならいざ知らず、あの複雑怪奇な国の予算にどうやって切り込むのかと思っていたら、予算規模にかかわらず、各事業1時間という制限付きで行われたと聞いて、それじゃ十分な議論もできないんじゃないかと思いました。 事業仕分けの会場には傍聴席も設けられ、報道陣にも全面的に公開。インターネットでのライブ中継も行われて . . . 本文を読む

「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」(その2)─女神と男神、そして合体!

2009-11-10 | ■美術/博物
チベット仏教の特色は、「密教」にあります。護摩行などの密教儀礼を持つ密教は、インドに起源を持ち、9世紀には、中国を経て日本にも最澄や空海によって伝えられていますが、日本と並ぶもう一つの密教の地がチベット。チベット密教は、8世紀以降にインドから直接伝えられたもので、様々な宗派が作られると同時に、壁画、タンカ、金銅仏、密教法具などの「密教美術」が栄えました。 今回の展覧会でもそれらの一部を垣間見るこ . . . 本文を読む

「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」(その1)─リアリティあふれる造形美

2009-11-09 | ■美術/博物
東京・上野の森美術館で開催中です。ポタラ宮殿をはじめとするチベット各地の寺院や博物館からやってきた全123点を間近で見ることができます。その構成は次のとおり。  序章 吐蕃王国のチベット統一  第1章 仏教文化の受容と発展  第2章 チベット密教の精華  第3章 元・明・清との往来  第4章 チベットの暮らし なんといっても、見所は「第2章 チベット密教の精華」でしょう。インドとも中国とも東南 . . . 本文を読む

「スモーク」─ほっとする映画。『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』だけじゃなくね。

2009-11-08 | ■映画
SMOKE 1995年/米国・日本/113分 【監督】ウェイン・ワン 【原作】ポール・オースター『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』 【脚本】ポール・オースター 【出演】ハーヴェイ・カイテル/オーギー・レン ウィリアム・ハート/ポール・ベンジャミン ハロルド・ペリノー・Jr フォレスト・ウィテカー ****************************************** . . . 本文を読む

東京スカイツリー─古いモノと新しいモノ

2009-11-07 | ■環境/科学
2012年の完成をめざして、東京都墨田区押上業平橋地区に建設中の東京スカイツリー。完成すれば世界最高の634mになるのだとか。この高さ、関東の旧国名である「武蔵」(むさし)とかけているのだそうで。 今はまだ119mの段階ですが、建設中のタワーは、しかし、それでもじゅうぶん迫力ありました。槌音(?)が軽快に響き渡り、巨大なクレーンが次々と資材を運び上げる。機械の力を使っているとはいえ、それを動かし . . . 本文を読む