カクレマショウ

やっぴBLOG

一歩先行く高校生

2011-11-30 | └キャリア教育
朝日で連載している「いま子どもたちは」というシリーズ、今のテーマは「私、農水ギャル」。   農業高校とか水産高校で学ぶ女子を紹介しているのですが、なんか、いつもすごいなあと感心して読んでいます。時には、ぐぐっとこみあげちゃったりする時も。学校で飼っている乳用牛、たまたま自分の出席番号と同じ「8番」を割り振られて、「ベベ」と名付けて世話をしていた。出産にも初めて立ち会った。なのに、べべ . . . 本文を読む

時代錯誤の勘違い―「大阪府教育基本条例」とやら

2011-11-29 | ■教育
大阪のダブル選挙で、「橋下派」が勝利をおさめました。まあ、大阪府が大阪都になろうがなるまいが、それはどうでもいいんですが、問題は、あの「教育基本条例」です。この12月府議会で可決される見通しです。いよいよ大阪の教育があの妙な条例によって変えられていくのかと思うと、子どもたちや教員が気の毒でしょうがない。   橋下さん、やっぱりどこか勘違いしているとしか言いようがありませんね。政治が教 . . . 本文を読む

ゆるキャラ6人衆クロイシックス~!

2011-11-26 | └キャリア教育
黒石商業高校の生徒が考案した黒石のゆるキャラ「ふるさと☆戦隊KUROISIX」がこのたび着ぐるみ化されて様々なイベントで活躍中です。最初、その記事を読んだ時、それぞれのキャラがあまりにもおかしくて、ついニヤついておりました。では、その6人を紹介しましょう。1 つゆヤキソバン(黒石つゆやきそばのキャラ)2 モミー(紅葉の名所である中野もみじ山のキャラ)3 おかみ(黒石温泉郷のキャラ)4 よされの横田 . . . 本文を読む

回転寿司屋のおばちゃんの涙

2011-11-25 | └キャリア教育
「第2回自治体教育政策シンポジウム」(政策研究大学院大学・読売新聞社主催、2009年7月開催)の報告書に掲載されている事例発表「仙台市における学校と地域の連携」に、読むたびにじわじわ涙が出てくる一文があります。発表者は、仙台市教育委員会学校教育部確かな学力育成室長、庄子修氏。 仙台市教育委員会は、「自分づくり教育」と称して、キャリア教育を積極的に推進しています。キャリア教育は「自分づくり」なんだ . . . 本文を読む

『生きている 生きてゆく―ビッグパレットふくしま避難所記』

2011-11-24 | ■社会/政治
「ビッグパレットふくしま」は、福島県郡山市にあるコンベンション施設です。郡山市も東日本大震災では震度6弱を観測し、この施設も大きな被害を受けています。にもかかわらず、この施設は、福島第一原発の事故後に避難してきた富岡町や川内村などの住民の避難所となり、最大2,500人もの人が、8月31日の閉鎖まで数ヶ月間を過ごしました。 そこに、ビッグパレットふくしま避難所県庁運営支援チームとして、県から派遣さ . . . 本文を読む

「辛酸なめ子」研究(2)

2011-11-23 | ■本
高校卒業後、彼女は美術短大に進学し、在学中からフリーペーパーなどに漫画やコラムを発表するようになります。ただ、世間の目はそれほど甘くなかったようです。芽の出ない日々が続く。 彼女が世に出るきっかけとなったのは、ナンシー関の突然の死去だったというのには驚きました。ナンシー関といえば、キレのいい観察眼と恐れることを知らぬ毒舌、そして絶妙な消しゴム版画。青森の生んだ天才。彼女に代わる人材として、辛酸な . . . 本文を読む

「辛酸なめ子」研究(1)

2011-11-22 | ■本
辛酸なめ子―。 まずこのふざけたペンネームである。「池松江美」という素敵な本名がありながら、なぜあえて、辛酸をなめる子なのか? 数年前、テレビのバラエティによく出ていた頃は、このインパクトある名前に、見事なサブカルへの傾倒ぶり、そして地味な見た目とは裏腹のぶっとび言動の数々に、なんだこの人は、とひそかに気になっていたものでした。週刊誌の連載も、目に入れば必ず読んで、おー、相変わらず我が道を行く . . . 本文を読む

遅すぎた冬支度

2011-11-21 | ■その他
考えてみたら、「冬支度」とは言うけれど、春支度とか夏支度とか秋支度とか、あんまり言わないよなあ。冬を迎える支度というのは、それだけ特別なことなのでしょう。 冬支度は、まず身に着けるものから始まる。コート、手袋、マフラーといった防寒具を引っ張り出してくる。着るものは、だんだんに替えたり枚数を増やしたりしていくので、いつの間にか冬支度になっている感じでしょうか。靴も大事。滑って転んだりしたらかっこ悪 . . . 本文を読む

→Pia-no-jaC←

2011-11-20 | ■私の好きな歌
→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)。ピアノ弾きのHAYATOとカホンのHIROの2人組みユニット。このユニット名、なかなかよくできてますよね。PianoとCajonへのこだわりが感じられます。名づけて、「ハイブリッド・インストゥルメンタル」。確かにハイブリットだわ~。 こういう日本人のインストゥルメンタルは、私なんかは、かつての「フュージョン」の延長線上で聴いてしまう。ギターやサッ . . . 本文を読む

自分の宝物を探し続ける道のり

2011-11-19 | └キャリア教育
『ヒット商品研究所へようこそ!』の「青い鳥文庫」の項では、「黒魔女シリーズ」の作者、石崎洋司さんが紹介されています。「黒魔女さんが通る!!」は、「青い鳥文庫」の数あるシリーズの中でも、これまで出た13巻で200万部以上の売り上げを記録している隠れたベストセラー。 石崎さんは、子どもの頃に本屋で柳田國男の「遠野物語」に偶然出会い、その世界に引きつけられて、高校時代、二度も遠野を訪れているのだそ . . . 本文を読む

こうやまのりお『ヒット商品研究所へようこそ!』

2011-11-18 | └キャリア教育
キャリア教育で子どもたちに関わった人たちの多くは、自分の仕事に対する思いとか最初の決意とかを振り返るいい機会になったと語っています。子どもたちに仕事や生き方を語ることは、大人にとっても、というか、もしかしたら大人にとってこそ意味のあることなのかもしれません。 ただ、子どもたちに仕事の素晴らしさを教えたいと思っても、さて、自分自身を振り返ってみると、本当に自分の仕事が好きなのか、楽しんで仕事をして . . . 本文を読む

137億歳の宇宙の意志

2011-11-14 | ■環境/科学
宇宙は、137億年前にビッグバンで始まった。 じゃ、その前はいったい何があったの?とか宇宙の「外側」には何があるの?とか、そんなことを考えてみても、私の頭の中では絶対に答えが見つからないので、考えないようにしています。「無」とか時間のない世界、とか言われても、実感がないからよく分からない。 先日、日本の研究チームが「宇宙最初の星」の光を初観測したというニュースに驚いたばかりだったのですが、今度 . . . 本文を読む

経験に裏打ちされた大人の夢

2011-11-13 | ■教育
昨日は、生き生きとした高校生たちに出会うことができましたが、今日は、高校生に負けないくらい夢を追いかけている大人の皆さんの話を聞いてきました。「ドリームプランプレゼンテーション青森2011」。 県内在住の9人の若者(じゃない方も?)たちが、いろいろな立場から語る夢。ただ「語る」だけではありません。9つの夢は、それぞれに音楽を付けた10分間のフォト・ストーリーに予めまとめられていて、プレゼンテータ . . . 本文を読む

「もしイタ」を観る。

2011-11-12 | ■教育
青森中央高校演劇部による被災地応援公演「もしイタ ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」。 そんなつもりはなかったのに、またもや高校生たちに泣かされてしまいました。さすが青森中央高校演劇部。2度も日本一になっただけのことはある。 「被災地応援公演」とあるように、この芝居は、東日本大震災の被災地の皆さんの応援のためにつくられました。今日の青森市での公演を含め、11月下旬か . . . 本文を読む

相手の立場に立って自転車に乗る。

2011-11-10 | ■社会/政治
子どもの頃、交通安全教室の自転車の乗り方マナーで、手信号について学びました。右折する時は右手を水平に上げるとか、左折の時は右手を肘から曲げて上げる、止まる時には斜め下に下ろす…。あの手信号って、実際にやっている人はほとんど見かけないのですが、今も生きているんだろうか?と調べてみたら、ちゃんと道路交通法に記載されているのですね。そんなことも知らずに自転車に乗っていた私。 先月末、警察庁が発表し . . . 本文を読む