現代ものが続いたのでこの辺で時代物をと、大好きな長谷川卓さんの「雨乞の左右吉捕物話」シリーズの第2弾・・・・やっと発売になった・・・「狐森」を読み終えました。
何しろ前作から2年数か月振りの新作なので、人間関係がウル覚えだったので前作まで読み返してしまいました。
向柳原の御用聞き・富五郎の手下である左右吉は昔一緒に悪さをしていて今は古着屋で堅気として働いている豊吉の行方が分からなくなって、女スリのお千や長屋の隣に住む浪人・日根とともに探し始めるが・・・なにやら大きな事件に出くわしたような・・・
浪人の日根やスリのお千とのやり取りが妙に心地いいのですよ。
それに反して親分の富五郎の意気地のなさ。それを補って余りある富五郎の女房・鶴の気風の良さ。
そして、富五郎の親分に当たる久兵衛、火盗改方の笹岡に目をかけられるのが左右吉の優しさや真っ直ぐさと言うのが読むほどに伝わってきて、左右吉が大好きになります。
今作で初登場したお千のおっかさんのすごさには参りましたが、最高のキャラクターで今後もっと出番が増えそうな気がします。
それにしても第3弾は、またもや2年も待たせるんじゃぁないでしょうね、長谷川様。
何しろ前作から2年数か月振りの新作なので、人間関係がウル覚えだったので前作まで読み返してしまいました。
向柳原の御用聞き・富五郎の手下である左右吉は昔一緒に悪さをしていて今は古着屋で堅気として働いている豊吉の行方が分からなくなって、女スリのお千や長屋の隣に住む浪人・日根とともに探し始めるが・・・なにやら大きな事件に出くわしたような・・・
浪人の日根やスリのお千とのやり取りが妙に心地いいのですよ。
それに反して親分の富五郎の意気地のなさ。それを補って余りある富五郎の女房・鶴の気風の良さ。
そして、富五郎の親分に当たる久兵衛、火盗改方の笹岡に目をかけられるのが左右吉の優しさや真っ直ぐさと言うのが読むほどに伝わってきて、左右吉が大好きになります。
今作で初登場したお千のおっかさんのすごさには参りましたが、最高のキャラクターで今後もっと出番が増えそうな気がします。
それにしても第3弾は、またもや2年も待たせるんじゃぁないでしょうね、長谷川様。