yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

巨鯨の海

2016-05-14 23:16:56 | 時代小説
伊東潤さんの「巨鯨の海」をやっと読み終えました。

江戸時代、紀伊半島の漁村・太地に世界でもまれな漁法「組織捕鯨」を確立した人々がいた。
磨かれた技を繰り出し、集団で鯨に立ち向かう「鯨組は仲間との強い絆と厳しい掟により繁栄を極めた。

江戸末期から明治へ、共同体の熱狂の季節と終焉を6編の連作で見事に描く。

連休中に読み始めたのですが、まるで読み進まない!

何故なら、捕鯨のシーンが迫力るのですが、結構リアルなので気持ちが引いちゃう上に、やっぱり捕らわれる鯨が可哀想で。

筆の力ってすごくあるって思うのですが、気持ちがついて行かなかった。
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