yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

利休にたずねよ

2010-11-06 22:41:30 | 時代小説
山本兼一さんの「利休にたずねよ」をやっと読了。

利休が秀吉の不興を買い、切腹させられた場面での利休の心の描写から始まり、

利休の過去へと遡ってたずねて行き、利休が己の『美』への執着の始まりに行き着き、最後はまた利休切腹を妻の宗恩の心から描写して終わります。

読んでいて、利休がしつらえる美の情景が、ちゃんと文字で読んでいて思い感じられるのが不思議です。しかし、私は「美」がよくわからないし、センスもないというのがまざまざと思い知らされました。

茶の湯に縁なく生きてきた私にはわからない世界のお話でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 購入しました。 | トップ | 刑事部屋(でかべや) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時代小説」カテゴリの最新記事