yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

断絶

2011-09-11 21:30:36 | ミステリー
堂場瞬一さんの「断絶」を読み終えました。

閉塞感漂う地方都市・汐灘の海岸で女性の死体が発見された。
散弾銃による自殺かと思われたが、捜査一課の石神は状況に不審を抱き他殺を疑って捜査を始めたが・・・

政治と殺人事件・・・まるで交わることが無いと思われた二つが・・・

次第に明らかになっていく過去の出来事も絡めながら事件は本当の顔を見せていく。

「長き雨の烙印」に続く「汐灘サーガ」シリーズの第2弾ですが、主人公は前作とは違っていますが地方都市汐灘で起こった事件って言うのがこのシリーズの基盤なんでしょうね。

犯人は予想通りなのがちょっとね。もう少しひねってあっても良かったかなて。

読んでいると、政治家の正義ってなんだろう?って思わずにはいられません。政治家も警察官も、自分が大事ってとこが同じなんですね。
私だって自分が大事だけど、、、政治家の政治力ってなんだろう?

本文中の政治家の理論を聞いていると・・・怒れてきちゃいました。
コメント
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