ドン・ウィンズロウの「犬の力」の分厚い上下巻をやっと読了です。
アメリカ、メキシコ、コロンビアなど駆け巡る麻薬戦争を追いかけた壮大なお話。
麻薬撲滅を願う特別捜査官のアート・ケラー、麻薬カルテルバレーラ一統のアダン、
娼婦のノーダ、アイルランド人の殺し屋カラン。
それぞれが何処かで繋がり、何処かで助け合い、何処かで憎みあい、、、
ある時は同胞、ある時は敵・・・
何も知らずに、いえ、そうではないかと頭の隅では知っていながら麻薬カルテルバレーラの成り立ちに係わったアートは罠にかけたバレーラを憎み、麻薬カルテルの一掃に命をかけることに。
その渦に巻き込まれるノーラとカラン。
そんな一人一人の心の苦悩も余すことなく描きながらその渦の行くつくところを・・・
行き着いても、また始まりが・・・
なんか虚しい。
ただただ、カランとノーラの行く先に幸あれと願ってしまいます。
それだけが残されたかすかな明かりのような気がして・・・・
アメリカ、メキシコ、コロンビアなど駆け巡る麻薬戦争を追いかけた壮大なお話。
麻薬撲滅を願う特別捜査官のアート・ケラー、麻薬カルテルバレーラ一統のアダン、
娼婦のノーダ、アイルランド人の殺し屋カラン。
それぞれが何処かで繋がり、何処かで助け合い、何処かで憎みあい、、、
ある時は同胞、ある時は敵・・・
何も知らずに、いえ、そうではないかと頭の隅では知っていながら麻薬カルテルバレーラの成り立ちに係わったアートは罠にかけたバレーラを憎み、麻薬カルテルの一掃に命をかけることに。
その渦に巻き込まれるノーラとカラン。
そんな一人一人の心の苦悩も余すことなく描きながらその渦の行くつくところを・・・
行き着いても、また始まりが・・・
なんか虚しい。
ただただ、カランとノーラの行く先に幸あれと願ってしまいます。
それだけが残されたかすかな明かりのような気がして・・・・