yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

居眠り磐音江戸双紙 更衣ノ鷹 上下巻

2010-01-10 15:43:11 | 時代小説
佐伯泰英さんの「磐音」シリーズ第31,32弾が同時刊行です。

11代将軍に就くはずの家基を何とか阻止したい田沼意次側と聡明な家基を守り抜きたい佐々木道場との戦いがいよいよ終焉の時を迎え・・・

そうなんですよね。歴史は変えられません。
どのように描かれるのかと思っていましたが、佐々木玲圓、磐音たちがいかに戦ったかを熱き想いで書かれています。

その中に武者修行で福岡の地にある辰平の話題ですこし楽しませてもらいながら一気に歴史の渦を読み終えました。
このところホームドラマのような展開だったのが一気に息詰まる状況になってサクサク読みきってしまいました。
佐々木玲圓の生き方、潔さそして磐音への厚い信頼感に胸が熱くなりました。

これから磐音の環境がガラッと変わってしまうのですが、どのような展開になるのか
これもまた新たな楽しみに成ります。
コメント
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