栗の季節になった。昨年は借家の敷地内にある栗をもらって渋皮煮を作って見たが、品質にバラつきがあって傷があったり真っ黒に変色していたりであまりいい出来ではなかった。そこで今年は生協の共同購入で買った500gで試す。
1:栗の実は沸騰したたっぷりのお湯に漬けて冷めるまで置き、冷めたら鬼皮を剥く。
2:タンサン大さじ1を加えた水1ℓに鬼皮を剥いた栗を入れて水から茹で、沸騰したら火を止める。急激に沸騰させると栗の実が壊れるので弱火で静かに熱する。
3:灰汁で真っ黒になった茹で汁を捨てて水を変え、再度同じように茹でる。これを4回くらい繰り返す。
4:表面についているケバを歯ブラシ等で丁寧にこすって落とす。冠状動脈のように張りついている黒い筋状の部分は爪楊枝等を使って剥がす。
※渋皮を破らないように。
5:たっぷりの水に栗の実を入れ、途中で300~400gの砂糖を3回に分けて加えながら躍らせないように弱火で静かに煮る。穴を空けたアルミホイルで落し蓋をする。
煮汁がひたひたになるまで煮つめたら火を止めて朝まで置く。冷める過程で味がしみ込む。