日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

付け焼刃的名案・・・かな?

2008-05-26 | 危機管理
リップサービスとしては一応の成果があったでしょうか?
現実を直視しない素っ頓狂な発言が飛び出しました。

会計検査院の機能強化、政府が民間に経理担当者派遣を要請へ(読売新聞) - goo ニュース

本気でこの発言をしたとするならば経理音痴の恐ろしさを知る思いです。
本気でたった50人でムダゼロ作戦が出来ると思っているのでしょうか?

そもそも帳簿というものの構造を知らない町村さんが
誰の進言か知りませんが余りにも裏づけ無しに発言しすぎです。
会計検査院の職員数が何人なのか知りませんが
たった50人でどれだけのムダを発見できるというのでしょうか?
某生命保険会社が自身の保険金不払いの調査をするだけで
500名の人員を投入してもなお不払いが出てきました。

それをたった50名で実施するなんて・・・。
それこそ各省庁のお役人が当たり障りのない資料だけを提出し
少しだけ脱漏していたり誤解があった程度で終わらせてしまいそうです。

ここは全国の国家公務員、地方公務員、外郭団体の人員を減らせるだけ減らして
もっともっと人数を投入すべきです。
しかも、国家公務員、地方公務員経験者は雇用しないこととしてです。

それ位やってもムダゼロは至難の業です。
それを真剣にやる思いがあって初めて町村さんの言葉も信用できると思います。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-05-26 18:57:07
監査は本来民間の得意分野ではないので正直かなり疑問。そもそも監査対象企業から依頼料をもらうのが基本だから監査が笊になるケースが殆ど。監査対象が国になっても事情がどれだけ変わるやら・・・
 ライブドア事件なども子会社と化していた監査法人がほぼ言いなりになって監査を行っていたので機能してなかったのが原因ですからね。本来は国が民間を監視するべき分野のはずなんだけどもはや逆の状態・・・本当に酷すぎる。現状を考えるとまあやらないよりはましというレベルでしょうね。いずれにせよ民営化や民間の考えを取り入れるのが特効薬だという勘違いをしてはいけない。
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