日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

なんでも半分、お客も半分

2012-08-22 | 他人のフリ見て我が身を正す
また一軒、馴染みの店が消えそうです。
私が羽田空港を利用する度に
かなりの確率で利用していたお食事処

JAL側にあるせいかお客もまばらなそのお店は
私にとっては心地よい空間であったために
この何年も通い続けたお店です。

しかし、残念な事が起こりました。
今日私が座ったのは喫煙コーナーのテーブル席
たばこを吸わない私ですが
たばこを毛嫌いしている訳でもなければ
健康に細心の注意を払っている訳でもないので
空いていればどんな所へでも誘導して貰います。

という事で4人掛け席に一人陣取り
いつものメニューを注文しようとホールスタッフを待ちました。

なかなか来てくれないホールスタッフを
貧乏ゆすりをしながら待っていると
隣のおばちゃん軍団にホールスタッフが捕まって
やれ水が無いだのシロップが無いだの
頼んだ品物がまだ来ないだの
てんやわんやの大騒ぎです。

そんなホールスタッフも漸くおばちゃん軍団から離れる事が出来
私の注文を聞いてくれました。

○○と○○、それに○○もお願いします。

いつも注文する物は同じなので
テキパキと注文した私なのですが

最初の○○を持って来るのにしばしの時間
そして、次の○○は更に時間が掛り
最後に出て来た○○に至っては
鉄板に乗ってジュウジュウ音と油を跳ねて来る筈なのに
しっかり野菜は鉄板に馴染み
お肉に至っては
最近姿を見なくなった漫才コンビではありませんが
「カッチカッチやで!カッチカチ!!」という状態です。

それでも気を取り直してウインナーにナイフを入れようとすると
いつもの一本モノではなくなっていました。
ここまで上手に半分にできるのかというほど上手に
たてに半分にし
上から見た目には従来通りの一本モノに見える置き方をしてあります。

タコのウインナーでもあるまいし
先っぽがお空に向かって反っている姿をみると残念さで心が震えます。

そして、チキンの照り焼きも
従来の三分の二の薄さにカットしてあります。
冷え掛った鉄板に上で
ナイフ、フォークを弾き返すかのようなその硬さは
筆舌に表し難いものがありました。

食べ物の恨みは怖いと言いますが
お客はいつも同じ品質を求めて馴染みの店に行くものです。

ウインナーを姑息な手段で半分にし
チキンの肉厚を三分の二にする位なら
50円値上げして従来の品質を保って欲しいものです。
100円値上げして付け合わせの焼き野菜を更にカラフルにして欲しいものです。

お客不在の原価低減手法
なんでも半分にする愚行は
お客まで半分にしてしまう事を理解しているのでしょうか?

えっ!?
たかだかウインナーでそんなに熱くなるなって?
そんな冷静さを失うほどガッカリさせられた私なのでした。

もちろん残してお店を出たんだろうって?
まさか
最後の人欠片まで全て胃袋の中に仕舞ってお店を出た次第です。

ごちそうさまでした<m(__)m>

コメント
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