日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

甘やかし

2012-03-12 | つれづれ
火事場の馬鹿力という言葉があります。
これは咄嗟の時、危急の時には普段とはかけ離れた力が出るということの例えです。
常時火事場の馬鹿力を出せとは言いませんが
いわゆる手抜きをする人間が多くなり過ぎたように感じています。

人は一人ひとり力量差があります。

ここでたとえ話を一つ
寒い冬、ストーブに灯油がありません。
空っぽになったストーブに灯油を入れるため
18リットル入りの灯油缶を軽がる持つ人
両手で持てば持てる人
引きずるようにすれば持てる人
持とうともしない人

人それぞれに力量差がありますが
それでも同じ「暖かさ」を求めていたりします。

寒ければ自らの手でストーブに灯油を入れるという作業をしなければいけません。
決して他人任せにすべきではありません。
他人任せにするという事は自分の人生を他人の意思で左右されても構いませんと宣言するようなものです。

私は能力のある(潜在能力も含めて)人が力を抜くことは許せません。
それは、本当に思いがあっても身体的、精神的にできないという人たちがたくさんいるからです。
力を抜くという事は、思いを持っていてもできない人たちに失礼だと思っています。

もちろん心あるのにできない人たちにはそれ相応のステップを踏んであげるべきです。
言語道断なのは周囲の思いやりに胡坐(あぐら)をかき
いや、胡坐どころか悪意ある者たちを敢えて集めてまで
善意ある人たちに大きな負担を掛けながらのさばる人たちは自らの能力を最大限発揮すべきだと考えます。
そんな人たちには「迷惑をかけるのもいい加減にしなさい!」と言いたいほどです。

ズルイ人たちはいい加減な言い訳を百も並べ
時にはどう喝を繰り返し
時には前にある者の情に訴え
その裏では舌を出していたりします。

人を見極める力量を持つべきです。
「できない」と言葉を発した者を全て助ける必要など有りません。
必要なのは本当に出来ない人に対して手を差し伸べる目と勇気を持つべきなのです。

ズルイ者たちを甘やかすな!
ズルイ者たちの手を差し伸べるほど世の中は甘くは無い筈です。
手を差し伸べる者たちとしての力量も必要な時代になりましたね。
コメント
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