日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

間違いは素直に認める

2007-03-27 | 他人のフリ見て我が身を正す
某格安衣料品店の話です。
そこは、中学校の指定体操服を独占して売っているお店だそうです。
弊社スタッフが注文してあった我が子の体操服を受け取りに行くと
その受け渡された体操服に何らかの違和感を感じたそうです。

何だろう…?

それでも違和感を覚えたスタッフは、はたと気づき
「名前の漢字が違っていますけど・・・。」
「えっ!違ってないですよ。」
「自分の名前は間違えませんよ!」
「刺繍してあるこの字が正しいんですよ。」
「いいえ、この字です。
名前だから間違ってもらっては困ります。直してください。」
そう言って、弊社スタッフは、店員に携帯で出した漢字を見せました。

それでも、店員は「合っている。」と言い張っていたので
弊社スタッフが、他の体操服も確認したところ、
3枚の体操服の内、1枚の体操服の名前は正しい字になっていたので、
「この字が正しいんです。」
「えっ!?・・・。」
それでも往生際の悪い店員は、
「違ってないですよ。ねぇ!」と、レジの後列にいた人に同意を求める。
突然振られたお客さんは携帯電話で漢字を確かめ、
「えっ!?いや・・・。違っているように思いますが・・・。」
「違ってないですよ。今更、違っているって言われてもどうしようもないです。」
「どうしようもないことは無いでしょ。直してください。」
「今から直したら何日かかるか分かりませんよ。学校始まっても出来ないかもしれません。」
「いいえ!学校が始まる前に直してください。ずっと前に注文したものです。」
「間に合いませんよ。」
「学校が始まる前に必ず直してください。」
そう言って、弊社スタッフは2枚の体操服をおいて来たとの事です。

この間、店員は一度も謝る事も無く
ましてや自分の非を一切認めることは無かったそうです。

最低の接客態度に呆れてしまいます。
いまだにこのような対応をとるお店があるかと思うと驚きです。
安いからどんな対応を取っても良いというものではありません。
ましてや、中学校の制服や体操服、
カバンやズックはすべて学校指定ですから
一円の値引きもせず、すべて定価販売なのです。
これほど儲けさせてくれるお客様は居ない訳ですから
せめて、自分の非は認め、商売人らしい対応は取って欲しかったと思います。

この一部始終を見ていた他のお客様も決して良い気持ちはしなかった筈です。
自分のミスを他人に押し付けるのではなく
すぐにきっちりした対応を取ってこそ商売と言うものです。

ミスは、ファン作りに繋げたいものですね。
コメント
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