宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
桂文三と『口福寄席』
寄席によっては、演目も開催前に決定し、それをわかった上で参加するスタイルのものもあれば、当日に聞くまでわからないという寄席形態もあります。『口福寄席』は後者のスタイルで、演目は当日のお楽しみになります。
それぞれに、その良さもあるのでしょうが、落語家さんにとって、複数の方々が出演される寄席では演目が重ならないためには事前に決めておくことも打倒なのでしょうか。ただ、それを聴き手である参加者に事前に知らせるかどうかは別問題かもしれません。落語が、今を演じているものである限り、あらかじめ演目を知らされていない方が、聴き手にとってはライヴ感が一層楽しめるように、私は思いますが…。