以下文は旧約聖書、新約聖書、ウィキペディア等々の文を参考にしていますが、意味不明文が多々あるかも知れませんので雑文とします。
私達が使っている西暦(Christian era)・・・紀元前を英語ではBC・Before Chirist(ビィフォアーキリスト:キリスト以前)、紀元後をAD・ラテン語でAnno Domini(アノ ドミニ:キリストの年に)、ADと表記しています。西暦はイエス・キリストが誕生した年を紀元・1年としています。BC、AD表記は私達に深く根づいています。
日本でイエス・キリストが多く語られる12月、宗教宗派・無宗教に関係なく親しみを持って語られる日本のクリスマスとイエス・キリスト
もう直ぐクリスマスとなりますが、私達は12月25日のクリスマスはイエス・キリストが生まれた日と思っている方も多いと思いますし、クリスチャンの人達は降誕祭、生誕祭とも言われるようです。
12月25日はイエス・キリストの生まれた日ではなくイエス・キリストが「この世に生まれてきてくれたことを感謝」して祝っていると考えたほうが良さそうかも知れません。
イエス・キリストの誕生日 は何時?
救世主イエス・キリストの誕生は旧約聖書に紀元前1500年(3500年位前)位前に予告されています。
この聖書は1700ページからなり、旧約聖書は1400ページ、新約聖書が300ページとなります。
旧約聖書では古い部分がヨブ記で、紀元前2000年(4000年前)に書かれています。紀元前400年(2400年前)位に旧約聖書は完成しています。
クリスチャンの方々が歌われる、有名な讃美歌112番・久しく待ちにし、主は来ませり・・・ユダヤ民族は救世主、イエス・キリストが来ることを知っており長い間、心から待っていました。
救世主、イエス・キリスト誕生の時期はルカ・福音書の2章8節から、羊飼いが新芽が出ているパレスチナの地に放牧していたことが分かります。
12月の寒い時期には羊をパレスチナの地に放牧することは無いと思いますので、時期は新芽が出てくる暖かくなった春と思います。
聖書の内容からイエス・キリスト誕生は12月じゃないと考えられます。
更に、イエス・キリスト誕生時刻は、ルカの福音書の2章の8節以降から羊飼いが野宿中の夜中、天使に御調(みつぎ)を受け、キリスト誕生を告げられ生まれたイエス・キリストに会いに行ったとされています。
天使がイエス・キリスト誕生を告げた時刻がイエス・キリスト誕生と考えるのが自然だと思います。
イエス・キリスト誕生は「暖かい新芽の季節で、パレスチナの地に羊飼いができ、羊飼いが野宿できる春の夜中」と言えそうです。
クリスマスの意味する核心部分
旧約聖書、救世主が現れる予言・・・私は恨みを置く、おまえ(救世主)と女(救世主を生む女性)との間に、おまえの末と女との末の間に、彼はおまえの頭を砕き(死・十字架ではりつけ)、おまえは女のかかとを砕く(女性の生みの苦しみ等)であろう。私(イエスを生む女性)は生みの苦しみを待つ・・・
イザヤ・11章・・・えっさい(イザヤ達の信仰深さを言葉にしたもの)の株から、一つの芽が出、一つの若い木が出る、人類を救済するための予言・・・
3500年前からユダヤ民族はベツレヘムの村で救世主、イエス・キリストが現れることを知っており、これらの予告が成就する等々がクリスマスと言えそうです。
聖書にはクリスマスの深部が秘められており、クリスマスは単なるお祭りでないと言えそうです。
日本ではクリスマスと言うと、宗教宗派、無宗教に関係なく大人も子供も楽しく、プレゼント等々もありワクワクする月です。
日本のクリスマスは、日本が平和である象徴の一つかも知れません。何時までも、楽しい日本独自のクリスマスが続くことを願わずにはおれません。