動画等の紹介です、何かの比較参考に出来る思います。
言論統制下、少しでも自分なりの手法で真実の情報に近づき、情報に基づいた、例え、ささやかな小さな行動等であっても未来を確かなものに出来る一歩だと思います。このまま言論統制が続づく場合、未来は子供達の夢・希望と言う言葉は消えてしまうでしょう。
欧米・日本では言論統制が堂々と実施されている現実、素人の自分なりの情報収集では親ロシアになりますが、真実を曲げることは出来ません。私達は今一度、如何に情報が大切であるか子供達の未来のためにも再認識する必要がありそうです。
タマホイさんのX紹介です。
日本で報道されない内容ばかりです。
以下動画はユーチューブでは削除され続けた動画です。
大儀無き戦いに巻き込まれたウクライナ国民、ウクライナ国民は戦いの継続を望んでいません!
モンゴルのように、世界は真相を知っています!
一例として、当時、ロシアは子供達への教育、安全等を確保する等のため、ロシアがウクライナ領、ドンバスのロシア系住民の子供達をロシアの林間学校に招待、数週間の合宿経験の教育をICCはウクライナ人をロシアが拉致・・・プーチン大統領を人道犯罪容疑で起訴、ICCの反ロシア策に過ぎず、世界は真相を知っています。プーチン大統領が逮捕されることは無いでしょう。
ロシアとウクライナの真相は間逆です!ウクライナ側と言うより支配者達が、これまで子供達に何をしてきたか世界は知っています、知らないのは日本人位です。
(小さな動画をクリックするとXに移動します、画面を大きくして見ることが出来ます。)
*****
田中宇の国際ニュース解説 (tanakanews.com)さんの記事紹介です。
モンゴルの地政学転換
2024年9月4日 田中 宇
9月3-4日にロシアのプーチン大統領がモンゴルを訪問した。彼の5年ぶりのモンゴル訪問は、2つの意味で世界的に重要だ。一つは、ICC(国際刑事裁判所)の逮捕状をモンゴルが無視したこと。
2つ目は、そこから派生する話として、昨年から米国がモンゴルを露中敵視の国に転換しようとしていたのがどうやら失敗し、モンゴルが再び露中と仲良くしていきそうな流れの開始を、今回の訪問が示したことだ。
(Mongolia’s Embrace Of Putin Despite His ICC Warrant Exposes South Africa’s Political Cowardice)
ロシア北極圏のヤマル半島のガス田から、天然ガスをモンゴル経由で中国に送るパイプライン「シベリアのちから2」を作る計画がウクライナ開戦前からある。だがモンゴル政府は今年5月、昨年来の対米接近を反映し、このパイプライン建設を自国の経済5か年計画に盛り込まず、建設計画から離脱する動きをした。
(Mongolia pulls out, Russia and China can't agree on "Power of Siberia-2")
米国は2022年春のウクライナ開戦後モンゴルに急接近し、それまで露中との経済協力に熱心だったモンゴルを米国の傘下に入れて露中敵視に転換しようとした。モンゴルを「インド太平洋」の中国包囲網に入れる話も進んだ。
2023年夏にはモンゴルからオユンエルデネ首相(ハーバード出)が訪米して露中より米国と仲良くしたいと宣言し、米企業がモンゴルの希土類など資源を開発して米国に輸出する構想も出てきた(中国を経由しないと輸出できないのだが)。
(Mongolia wants to get closer to the U.S. without rattling ‘eternal neighbors’ Russia and China)
米国が、ロシアと隣接するモンゴルを、ウクライナのようにロシア敵視の国に転換する動きが始まった。ロシアでも昨年からそう警告され出した。モンゴルは今年5月に露中とのパイプライン建設から離脱し、露中敵視への転換が確定したかに見えた。
(US using Ukraine playbook in Chinese-Russian neighbor - MP)
だが今回の事態を見ると、どうも様子が違う。モンゴルが露中敵視の国になったのなら、プーチンの訪問を歓迎せず「プーチンが来たら逮捕してICCに引き渡す」と示唆するのが良い(昨年の南アフリカのように)。だが、モンゴル政府はプーチン訪問を発表し、ICCや欧州などから「逮捕しろ」と加圧されたのに無視してプーチンを歓迎した。
2023年3月のICC逮捕状作成後、プーチンがICC加盟国を訪問するのは今回のモンゴルが初めてだ。それだけにモンゴル政府の対応が世界的に注目されていた(モンゴル当局が電撃逮捕したら露軍が電撃侵攻してくるし、中露どちらかの上空を経由しないと外国への送致もできないのだが)。
(ICC should be wary of acting on Putin's arrest warrant - Medvedev)
プーチンに対するICCの逮捕状はとんでもなく稚拙な冤罪だ。ICCは、ロシア政府がウクライナ領だった(分離独立してロシア領に編入された)ドンバスのロシア系(民族的にロシア人)の子供たちを、ロシアの林間学校に招待して1-2週間の合宿を経験させる教育事業を「ウクライナ人をロシアに拉致する人道犯罪」とレッテル貼りして、プーチンを人道犯罪容疑で起訴した。
(ICC’s Putin arrest warrant based on State Dept-funded report that debunked itself)
ICCのプーチン起訴状には、具体的な「犯罪」の中身が何も書いていない。ICCが立件の際に全面依存したイェール大学の報告書(米国務省が出資した研究の報告)と、その報告書の作成者のウソを暴露したグレイゾーンの記事を見ないと、冤罪構造がわからない。
(YaleHRL_Systematic.Reeducation.Transfer)
私は最初、ICCプーチン逮捕状の馬鹿さ加減と、その馬鹿を論破せず黙認した上で国際政治劇に仕立てて勝っているプーチンの偽悪戦略について書こうとした。だが、調べているうちに、プーチンが誘発しているモンゴルの地政学的な転換の方が意義深いとわかり、ICC逮捕状の分析を後回しにした(あらためて書く)。
(Defendant : Vladimir Vladimirovich Putin)
(プーチンの偽悪戦略に乗せられた人類)
ICC粗製の稚拙な冤罪に世界中が騙されている。この騙しの構図の中で、モンゴル政府はICCや世界(米欧中心の国際社会)の側に立たず、世界から極悪視されているプーチンの側に立った。これは、米国に誘われて露中敵視の方に流れていたモンゴルにとって大転換だ。なぜ転換したのか。
(West brands all inconvenient facts as ‘Kremlin propaganda’ - Putin)
ウクライナ戦争など、米国が欧州をけしかけてロシアを敵視・徹底制裁する構図は、今後もずっと続く(米大統領選挙前に、トランプが止められないよう、バルト三国とロシア・ベラルーシの戦争になるとか)。
対立構造が長期化するほど、欧州(英欧)は没落し、米国は露中敵視から孤立主義(英国系に牛耳られてきた米国の自立)へと変質していく。米覇権が崩れ、世界は非米的な多極型になっていく。露中が優勢になる。昨年から今年にかけて、その転換が明確になってきた。
この間、最初は米国にそそのかされて露中敵視をやろうとしたモンゴルは、最近のどこかの時点で世界の変化に気づき、再びプーチンと仲良くすることにしたのでないか。
(Lithuania's Base Construction Provocative Amid NATO Expansion)
(Should the US abandon Europe?)
きたるべき非米多極型の世界の中心はBRICSだ。今年のBRICSサミットは、持ち回り議長国ロシアのカザンで10月に開かれる。プーチンは、モンゴルのフレルスフ大統領をBRICSサミットに招待した。ロシアと仲良くしてくれる見返りに、今後の世界の中心へどうぞ、というわけだ。最近は、NATO加盟国であるトルコまでがEU加盟を見限ってBRICSに加盟申請している(パレスチナ自治政府も!)。
(Turkiye requests BRICS membership)
(Putin invites Mongolian president to BRICS summit)
昨年のBRICSサミットは南アフリカで開いたが、南アはICCに気兼ねしてプーチンの現場出席を断った。その後、南アはICCにそそのかされてイスラエルのネタニヤフ首相をガザ戦争の人道犯罪で訴えた。
よく見るとネタニヤフは、プーチンと逆の方向から、ICCが担ってきた英国系の人権外交戦略による覇権維持策をぶち壊している。ネタニヤフはガザで本物の人道犯罪を犯し続けても、世界から阻止・制裁されずに続けられる状況を作ることで、ICCと英系覇権を破壊している。プーチンは、やってない人道犯罪で世界(米国側)から制裁されても潰れず、むしろ強化され台頭することで、ICC英国系を破壊している。トランプら、米国を乗っ取りつつある孤立主義勢力も覇権破壊屋で、ネタニヤフを助けている。
(ガザの次は西岸潰し)
ロシア周辺では、かつて反露的だったグルジアやアゼルバイジャンが親露に転換している。モンゴルの転換は不思議でない。パシニャンのアルメニアは、謎の超愚策的に反露を突っ走ったが、これからどうするのか注目だ。
モンゴルのプーチン歓迎に対し、EUは特に怒っている。それには理由がある。モンゴル経由で中国に行くパイプラインで送られるのはロシアのヤマル半島の天然ガスだが、そのガスはこれまで欧州に送られていた。欧州のガスを中国に取られる形になるので、EUが怒っている(両方に送れる量を出せるが)。
(Here’s why Putin’s latest trip is so important for the emerging world order)
(Armenia ready for strategic partnership with US - PM)
ウクライナ開戦以来、プーチンは、ロシアを欧州に向いた国から、ユーラシアに向いた国に転換しようとしている。だから、ユーラシアの真ん中にあるモンゴルの取り込みに積極的だ。
ヤマル半島から中国へのパイプラインは、モンゴルを通らず、カザフスタン経由で建設することもできる。カザフ政府は自国を通すことに乗り気だ。だが、プーチンはモンゴル経由にこだわっている。
「シベリアのちから2」の計画で、モンゴルのパイプライン敷設・管理はロシアのガスプロムが担当する。担当をロシアでなく中国企業(CNPC)にしておけば、米国から敵視・妨害されずにすんだかもしれない。
(Power of Siberia 2 to close deal - or re-route?)
だが露中は、たぶん話し合って意図的にそうしなかった。米国から制裁されていない中国勢がモンゴルを担当すれば、米国との対立は回避できるが、逆に、モンゴルなどユーラシア内部から米国勢を追い出すこともできなくなる。
ロシアだけでなく中国も、ウクライナ開戦後、米国(米英欧)をユーラシア内部から追い出すことが必要と考えるようになった。モンゴルのパイプライン敷設をガスプロムが担当することで、米国からの制裁・妨害を誘発し、それを乗り越える過程で、露中はモンゴルから米国の影響力を排除していける。これは露中共同のユーラシア非米化の意図的な策だろう。
(米覇権潰しを宣言した中露)
「シベリアのちから2」計画をめぐっては、露中間のガス価格の交渉が頓挫している(中国提案の価格が安すぎる)とか、中国がロシアからでなくトルクメニスタンからガスを買うから計画破綻だとか、いろいろ言われている。そうかもしれないが半面、頓挫は悪いことでない。これから時間がたつほど、温暖化人為説のインチキが露呈して、世界的にやっぱり石油ガスだという話になる。中国は、ロシアとトルクメニスタンの両方からガスを輸入しても、国内消費量の一部にしかならない。
(Putin arrives in Mongolia, key link in planned gas pipeline to China)
プーチンはモンゴル訪問後、ウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに出席する。彼は毎年、この会合に出ている。10月のBRICSサミットは、シベリア鉄道の街カザンで開かれる。これらも、ロシアの中心を、モスクワやサンクトといった欧州部から、ユーラシア方向に移そうとする策だ。
ロシアは近年、北朝鮮のテコ入れにも積極的だ。北朝鮮はロシアのおかげで国家崩壊しない安全保障を得た。あとはトランプが返り咲いて金正恩と再会し、朝鮮半島の緊張をほぐして在韓米軍の撤退を決めるのを待つだけだ(笑、いやひょっとすると本当に)。
(Eastern Economic Forum Signals Russia’s Long Game ‘Strategy of Orienting Toward the Orient’)
(非米側の防人になった北朝鮮)