極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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ワクワクする昨今の出来事、はやぶさ・2(小惑星探査機)

2018-10-04 09:28:21 | 日本社会

以下文は、ワクワクする出来事の中でも感動、夢がある小惑星探査・・・JAXA、ウィキペディア等々の資料を参考にしていますが、まとまりのない不正確な可笑しな文が多々あると思いますので日々の雑文、日記とします。

 

私達は宇宙探査等々と言うと日々あまり意識することは少ないように思いますが、人類の夢であった地球近傍、小惑星・リュウグウ(2018年9月到着済)に着陸(2019年3月位)、調査、サンプル採取等帰還(2020年11月~12月)、神業に匹敵するような、先のはやぶさに続き、新たな偉業が日本の技術で成し遂げられようとしています。人類歴史上でも凄い事だと思います。

 

私達の生活と宇宙探査、研究等、何の関係があるのかと思いますが人間が持つと言われる食欲、性欲、睡眠欲、知欲の中でも、人間のみが欲くすると言われる計り知れない知欲、特に宇宙への探究心は未来に対する夢、希望等が哲学を含んで醸成されると思います。

衛星による地球環境把握・未来予測、気象観測、自然災害の被害を防止、農林水産資源・水資源管理、特に衛星からのリモートセンシング(遠隔探査)技術は農林業、土地利用、防災、海象、漁業、大気環境、気象等で役立っていると思います。通信でも衛星中継だけではなく、更なるインターネット、携帯電話の利便性を上げるためにも宇宙経由の通信技術、GPS衛星利用のカーナビ・・・衛星利用の測位システムは航空機、船舶の安全航行等大活躍していると思います。今後も宇宙のために開発された最先端技術が日常生活の分野で技術応用(スピンオフ)されると思います。宇宙開発技術は、一見私達の生活に関係ないように思われがちですが、より良い生活向上に繋がっていると思います。

一例として、超有名なのが全世界で世界の隅々まで一番利用されている宇宙技術の一つがマジック・テープです。無重力空間での作業をし易くするためにNASAで開発されたものです。マジック・テープは低価格であり世界中で貧富の差なく利用されています。

日本のJAXA(Japan Aerospace Exploration Adency・宇宙航空研究開発機構)の年間予算は、約1800億円(2018)程度で、技術立国日本にしては少ないように思います。

少し古い資料ですが米国・2兆2000億円(2016)、ロシア・4800億円(2014)、欧州宇宙機関・5900億円(2010)、インド・732億円(2012)、中国・2300億円(非公開とされています。2010の推測金額)・・・あくまで参考です。諸外国の場合殆どが軍事用です。GDP等々、自国の国益等に関する諸データを正確に出すバカな国は世界に無いでしょう、当然操作した値となるでしょう。

 

はやぶさ・2は、先の小惑星探査機・はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)の後継機として宇宙航空研究開発機構 (JAXA) で開発された小惑星探査機です。

 

今回の探査小惑星は地球近傍小惑星・リュウグウで、地球から3億キロ離れた原始的な小惑星と言われています。はやぶさ・2は約4年間(2014年12月打ち上げ、NEC主制作4つの小さなイオンエンジンを搭載、地球とリュウグウとの往復航行を、化学推進の10分の1位の少ない推進剤消費で可能だそうです。)の飛行後リュウグウに到着(2018年9月)しました。僅か送信機の出力は20Wと言う小出力が使われているようです。リュウグウは先回のイトカワに比べ平らな場所が少ないようで、天体がぶつかったクレーターが多くあるようです。

今後、はやぶさ・2は適当な場所を探し、表面温度、約65℃?位の表面に着陸予定でサンプル・リターンが計画されています。

小惑星リュウグウ探査は小惑星、太陽系の起源、進化等の解明が出来る可能性を秘めていると言われています。

 

はやぶさ・2は、2014年12月に種子島宇宙センター大型ロケット発射場からH-IIAロケット26号機で打ち上げられています。

はやぶさ・2搭載の着陸用小型ローバーのミネルバ・2(2-1A, 2-1B, 2-2の計3基)、およびドイツ・フランスが開発した小型着陸機、MASCOT(マスコット)も搭載しています。

 

先に2018年9月に、りゅううう・2搭載、着陸用小型ローバーの「ミネルバ・2」(2-1A, 2-1B, 2-2の計3基)が降りています。クライマックスの離着陸(2019年3月位)に向けて、はやぶさ・2の着陸地点等々の観測をしていると言われていますが、これらのコンピューターの作動温度はー10~―20でスタートし、+20~+30で作動してると言われています。

 

今回、はやぶさ・2にはドイツ・フランス共同開発・MASCOT(マスコット)観測機器も搭載しており、この探査機器も着陸(2018年10月)させ調査、観測等をするようです。このMASCOT(マスコット)をはやぶさ・2が中継等々支援しているようです。

これらの技術は大陸間弾道弾技術よりも更に高度の技術を要すると言われますが、平和目的に使われている最高度技術・・・見方によってはICBM保有に準じる高度技術は日本の国防に極めて大きく貢献していると思います。世界から見たら、まさに最先端の孫子の兵法に思いますし、欧米の個人プログの一部を見ると世界の人達はそのように見ている方も多いようです。

はやぶさ・2の小惑星・リュウグウの調査、採取資料等々は世界中の科学者、研究者等が大変期待していると言われています。

 

小惑星リュウグウは、自らも自転しているようで、地球と違い6~7時間で1日のようです。

はやぶさ・2の国外通信支援施設としてはスペインのマドリード深宇宙通信施設(Madrid Deep Space Communication Complex, MDSCC )・スペインのマドリード州Robledo de Chavelaに位置する地上局、米国のゴールドストーン深宇宙通信施設(Goldstone Deep Space Communications Complex, GDSCC)はカリフォルニア州モハーヴェ砂漠に位置する地上局を使用しているそうです。

 

はやぶさ・2には、小惑星、観測を目的としたMASCOT(マスコット)が搭載されています。このマスコット・MASCOT(Mobile Asteroid Surface Scout)はDLR(ドイツ航空宇宙センター)、CNES(フランス国立宇宙研究センター)が研究製作したもので重量9.8Kg、27.5cm×20cm×19.5cm・・・MASCOM(広角かメラ 複数の波長を利用したカメラ)、Micro omega(昼夜観測の分光顕微鏡は鉱物組成、特性調査)、MARA(熱放射計 表面温度測定、Masg(磁力計 磁場測定)の観測機器を搭載しているようです。

 

マスコットの電源はリチウム一次電池で一回きりの電池で約16時間程度使用できるそうです。ミネルバ・2と同様の通信機装備(リュウグウの夜間ははやぶさと・2と通信できないため夜間はデータを蓄積し昼間にデータをはやぶさ・2にデータを送るようです。)送信、モーターを使用したMobility機能(着陸後の観測のための機器の姿勢を修正)、GNC(ガイダンス・ナビ・センサー)で姿勢等を制御しているようです。

 

はやぶさ・2は、今後1年半にわたって主にホームポジションのリュウグウ上空50kmに滞在必要に応じ地表に接近、着陸・・・生命の元となる有機物が含まれていると見られる小惑星内部の砂等の採取に挑むようです。

2018年9月到着、最初の着陸は2019年3-4月、小さな人工クレーターを作りサンプル採取予定で2019年11-12月、復路航行開始予定で2020年3月~4月頃、地球に帰還する予定で成功すれば、先のはやぶさ同様、人類史上快挙だと思います。任務を終了し、無事地球に帰還してもらいたいものです。

宇宙開発は、私達人類文明が自らの存在価値と科学、冒険を更に前進させる役割を持っていると思います。 はやぶさ・2がもたらす宇宙技術の社会への貢献、還元・・・はやぶさ・2は人類の価値・存在感、夢・・・私達の夢を日本、世界中の特に多くの子供達に与えていることは間違いないと思う昨今です。


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