極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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何故、日本人の英語力が上がらないか?

2018-06-01 13:35:38 | 戦後

以下文はウィキペディア、プレジデント・オンライン(2015.9.10)、あめつちさんの「日本が良くなりますように」プログ、自身の経験談等々を参考にしていますが、音読法についての細部はネット等で調べて下さい。一部可笑しな文面が多々あると思いますので雑文、日記とします。

 

戦後、日本の英語教育には、英国のタヴィストック研究所(Tavistock Institute of Human elations)が深く関与してるとも言われています。この研究所の上位にはRIIA、英・王立国際問題研究所(Royal Institute of International Affairs)がありイギリスのシンクタンクと言われ、チャタムハウス(Chatham House)とも呼ばれ、1920年創設で本部はロンドンです。

タヴィストック研究所の表向きは人間管理、心理学等の研究所ですが、国際諜報機関等で、当時から日本統治GHQ、CIA等の情報機関とも深い関係が指摘されています。この研究所の目標は、「覇権」維持ための大衆プロパガンダ、人間の心理コントロール追求、その手段・技術の研究を行い成果を実践することで、現在に至るまで世界で多くの各種洗脳工作実施等に関与しているとも言われています。

 

昨年、2017年EF EPI( English Proficiency Index)英語能力指数ランキングが発表されています。留学・語学教育事業を展開する世界最大規模の私立教育機関、イー・エフ・エデュケーション・ファーストの日本法人であるイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社はEF EPI英語能力指数の2017年版報告書に基づき、非英語圏各国の英語力レベルの世界ランキングです。

EF EPIは、過去に実施された英語能力テストの結果データに基づき、英語能力を経年的に計測、追跡する世界規模のベンチマークとして開発された指数で、無料の英語能力測定テストから得られるビッグデータを利用することで世界規模の広範かつ標準化された指標データを提供できることが特徴と言われています。アジアでの英語力が「非常に高い」はシンガポール、「高い」はマレーシア・フィリッピン、「標準」は香港・韓国・ベトナム、日本は相当努力しているにも関わらず残念ながら「低い」の評価で中国以下です。

 

日常で英語表現に接しない日は無いとも言われる今日の日本社会、当時の文献を読むと敗戦後の1945年から日本の国語を英語へ変えるようGHQ等は要望したとも言われています。当時の日本は敗戦国、有色人種で歴史上初めて白人国に歯向かった日本、当時の日本側の強い反対で実現しなかったようです。

GHQ等は1945年以降、日本人に英語を学ばせますが何故か成果が上がらず、日本人には努力しても限界がある・・・一方で日本人は欧米白人世界に対し憧れを抱く面が多くなり、コンプレックスを持つようになったとも言われていますが、これは罠にはまった戦後対日占領策でもあると言う説があります。

何故、多くの時間を割いても英語が上達しなかったか、一説ではGHQ等の策がそのように巧妙な対日策に仕向けたとも言われています。有色人種でもある日本人が欧米と堂々と対等に英語を理解、会話したら白人社会の欧米等は極めて大きな脅威となるとも言われる説があります。

 

GHQ等は白人に歯向かった敗戦国日本に日本に英語教育を強く要望、これらの要求の流れに今日、日本人の英語能力を高めるべく英語教育政策(GHQ等の巧妙な罠も引き継いでいるのか?)が推進されているようにも思います。

2003年、文部科学省策定の英語が使える日本人の育成のための行動計画、2011年全面実施の学習指導要領による小学校の外国語活動の新設等、これらの策は英語を使いこなす能力を身に付けさせることを目的としています。

今日まで日本は、難しい文法等中心に時間を割いて英語教育の時間を設けていますが、英語教育成果は目に見える成果が現れないようにしているためとも言われていますが・・・これら対日占領策を陰謀論と捉えるか・・・努力が成果を出さないような戦後策であることが見え隠れします。

 

何故、今日までこれほどの時間を割いて英語教育をやったのに英語が話せない、書けないか、最初から的はずれのような極めて難しい文法、主語、述語等々、先ず英語に対し嫌気が差します。

欧米の子供の英語教育は日本とは違っているとも言われています。日本と違い文法から入るのではなく、聞き取り・読み・書き・話すことに特化して評価していると言われています。

英語は、音読中心で日常基本会話例題を数十程度から反復等勉強すれば学び易いと思います。異論はあると思いますが主語、述語等々難しい勉強はある程度の会話力がついてからでも事足りると思います。先ずは音読が一番の近道かも知れません。(音読:声を出して文章を読むこと。READING ALOUD)

 

過去、沖縄に行った際、70代のおばあちゃんが米国人と会話しているのを聞きびっくりしました。書くことは出来ませんよと笑いながら言っていましたが、相手米国人に自身の意志を間違いなく伝えていました。このおばあちゃんが学んだ英会話に英語を学ぶヒントが一部あるようにも思えます。

特に多感な子供の場合、海外に数ヶ月滞在したら著しく英会話力がつきます、何故このような成果を上げることができるか、日本のように試験のための文法等中心の英語の勉強ではないようです。子供達は日々意識することなく、楽しく目的をもって英語のスキルを上げているからだと思います。

日本のTOEIC受験一片等のような、文法中心等々学校教育のカリキュラムは学ぶ方も嫌気がさすと思いますので再考の必要があるかも知れません。問題は何故このような学び方のシステムを今も続けているかだと思います。英語は、自分の意思が相手に伝わるように、スキルを上げることが大切だと思います。

 

戦後からの英語教育策には、GHQ等々が深く関与しているのは間違いないと言われています。

日本の英語教育策はいくら勉強しても上達を阻止するような英語教育策に思える時があります。何故これだけ日本人が英語を勉強しても中国以下

日本人が英語を話せない欧米白人コンプレックスを日本人に抱かせる、白人への憧れを作る、戦後の対日心理操作等を策したとも言われる方もいるようです。

現世界はグローバル化(国際化)を目指しており、日本は必死で国際化に順応等する為英語を学んでいると思います。高学歴になるほど英語が出来ないと、劣等感を感じている方も多いと言われています。

現実に英語の力は大きく、世界標準は英語です。

英語が読み書きできれば日本の情報と違った新鮮な情報等々を先取りすることができますが、何より英会話は国外の方とのコミュニケーションがとれることは計り知れない理解を得ることが出来ると思います。反面、昨今の英語が先走りし、素晴らしい日本語が乱れ、軽視、疎か等にされているようにも感じます。正しい日本語が理解できて、次が英語だと思います。

 

英語と言えばTOEFL(トーフル・Test of English as a Foreign Language)、1964年の開始以来、世界で最も多くの受験者に利用され、英語を母語としない人々を対象に実施されている国際基準の英語能力測定試験です。TOEFL実施運営団体は,米国非営利教育団体・Educational Testing Service(ETS)で、そのスコアは130か国、10000以上の大学や機関で活用され、これまで延べ3000万人以上の方が受験しています。

日本ではTOEICが採用されています。国際コミュニケーション英語能力テスト、Test of English for Internnational Communication)、通称TOEIC(トーイック)とは、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。

試験の開発、運営、試験結果の評価は、米国の非営利団体である教育試験サービス(ETS)が行っています。ETSは外国語としての英語のテスト、TOEFLも主催しています。

日本人に身近なTOEIC、簡単に言えばTOEICとはTOEFLがレベルが高く、日本人には難しい過ぎるために、ETSが易しい英語試験にしたのがTOEICです。

1977年、アメリカのテスト開発機関である教育試験サービス (ETS)に北岡靖男氏(当時、雑誌タイムを発行するタイム・インクの元アジア総支配人)が開発を依頼しETSがこれに同意、1979年、日本経済団体連合会と通商産業省の要請に応えてETSが開発したとも言われています。昨今はTOEIC受験者は260万人とも言われています。日本人の英語の最終目標はTOEICの試験で高得点を取ることのようで、英語を学ぶ本質が忘れているように思います。

日本人は英語が理解、会話できれば優れた人物だと思っている方が多いように思いますし、勿論一部は正しいでしょうが、反面英語が出来なければ頭が悪いと言われる・・・欧米白人コンプレックスを助長した面があると思いますし、このような策が正しいか疑問が残ります。

 

中野 剛志氏談

中野 剛志氏は、日本の経産官僚、評論家、特許庁総務部総務課制度審議室長を経て、経済産業省商務情報政策局情報技術利用促進課長、研究分野は経済ナショナリズムです。

よくTVで見かけるタレントのウエンツ瑛士(えいじ)氏、ウエンツ瑛士は、日本のバラエティタレント、俳優、歌手、ミュージシャン、愛称は、えいちゃん、東京都三鷹市出身、父親はドイツ系アメリカ人、母親は日本人です。
ウエンツ瑛士以外の家族は、全員が英語で会話、小学生のときに外国人から英語教育を受けており、しかしながら外国人から英語教育を受けていた小学生の頃から、今日に至るまで英語を話すことができるようになった例(ためし)がないと言っています。はっきり言って、小学校の英語教育なんて無駄、無駄だけならまだ諦めも付くが、小学校の授業に英語を導入することによって、国語や算数や体育などの授業時間を減らされることによる損失は計り知れないほど大きいです。やはり、小学校の英語教育は、日本人の子供の国語や算数や体育の授業を減らして、日本人を愚民化させるための政策となっています。小学校の英語教育など、日本の子供たちや日本にとっては、むしろ弊害の方が大きいと考えるべきです。

行き過ぎた英語教育によって子供達が日本語や日本的なものが知的じゃない格好悪いものと思い英語や英語文化がカッコイイと思うようになる。英語を推進するあまり、新たな自虐史観を生みます。

英語が達者になれば人格が立派になるのか?専門職として英語の出来る人が存在してくれればいいのです。日本語は古代から続く世界で唯一の言語だということも考慮すると、今の政府の誘導は非常に危険です。企業が負担すべき英語教育を国に負担させています。グローバル企業にとって都合の良い政策をとっているに過ぎず、英語化の流れは経済界の政治への要請です。

英語がおしゃれですか?

日本語や日本的なものはダサいですか?

自虐的な日本人が増えます。

日本語を捨ててはいけません。

英語をマスターすれば国際人になれる、という驚くべき誤解が国民の間に根強いようです。

言うまでもなく国際社会では、一芸に秀でた人はともかく、一般には伝達手段の巧拙でなく伝達内容の質で人間は評価されます。質の向上には自国の文化、歴史等の教養とそれに基ずく見識が必要です。国際人は私の見るところ、両国でも高々数パーセントです。

逆にぎこちない英語ながら、国際人として尊敬されている日本人を何人も知っています。
ある統計によると、仕事の上で英語を必要としている人は一八パーセントに過ぎません。

基本的に英語は、中学校で全員が学んだ後、必要に迫られている人や、そんな仕事につきたい人が猛勉強して身につければよいものです。

この場合でも教養や見識は英語より上にくる。海外駐在商社マンも日本の文化や歴史を知らないと、しかるべき人間とみなされず商談の進まないことがあります。
国をあげての英語フィーバーは、滑稽を通り越して醜態です。為政者は、国際化だ、ボーダーレス化だ、などと軽薄な時流に乗って国民を煽(あお)るより、真に誇るべき日本の文化や情緒を子供達にしっかり学ばせ、祖国への自信と誇りを持たせることが肝要と思います・・・

 

日本人がどうして、英語力を得られなかったか、現状の日本の英語は世界から見れば先進国、アジアでは低い位置にあります。何故このような結果になっているか・・・大きな疑問には、英国のタヴィストック研究所(Tavistock Institute of Human Relations)が見え隠れするようにも見えますが・・・

 

現実世界の標準語は英語です。

英語の基本は音読からからスタート!

英語を学ぶということは受験が主目的ではなく、英語により相手に自身の意志を伝え、互いが相好理解を得ることに尽きると思います。学ぶ目的を持って音読法で楽しくスキル・アップに努めることが極めて大切だと思います。


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