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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

FFXI <戦 Lv24,白 Lv15,黒 Lv13 >

2005年07月05日 23時30分57秒 | GAME
 ミッション2-3「バストゥークを離れて」が終了。土曜の夜に師匠とゲルスパ攻略、日曜の夜はLSの大先輩方がレベル20制限のBCに参加するというので、そのついでにギデアスでドラゴン&目玉退治を手伝ってもらったのだ。それにしても、どちらもあっけないくらいに簡単に終わってしまった。

 前者は師匠とふたりでオーク数体に取り囲まれて壮絶に戦っている強者を脇に見ながら(実は私、師匠が戦ってるもんだと思って、そま中に突っ込んでいったんですけど-笑)、ボスキャラのWarchief Vatgitが野営所に湧いてくるのを待っていたところほどなく出現。脇の戦闘が壮絶を極めていたので、さぞや修羅場のような戦いになるかと思っていたのだが、数回の殴打であっけなくWarchief Vatgitは野営所に沈んだ。あっけない。これなら運が多少よければ、ソロでもクリアできるんじゃないのかい。それに比べ前のミッションの「トカゲの卵」はなんだったのだ。ありゃミッション3-1なんかが丁度いいんじゃないのかね(笑)。

 後者は、「忍者・忍者・戦士・戦士・シーフ・黒魔道士」という超打撃系集団、始める前は白が居ないとか、呪いがかかるとか石化するとかいろいろ心配ネタを話していたのだが、始まってしまえばもうイケイケって感じで、みんな怒濤のように殴りかかり、目玉はあっという間に撃沈、続くドラゴンも私で数回殴ったくらいで陥落した。時間にして1分くらいだったんじゃないだろうか、げにおそろしきパーティーの破壊力である。

 ちなみにこのイベントには頭と終わりにムービーみたいなのがあって、冒頭、目玉とドラゴンに立ち向かっている猫ネーチャンはなかなかカッコ良かったし(ただ、まぁ、こんな連中、あたしが出るまでもないってな感じで戦闘直前でトンヅラしてしまうのはどうかと思ったが)、戦闘に勝利すると、お約束の「人間如きにこれオレ様が敗れるとは~」とかいう、いかにもRPG的セリフが出てきて個人的には盛り上がった。ついでになにやら世界を包み込む邪悪な意志みたいながドラマ的に暗示され、「おぅおぅ、よーやくFFっぽくなってきたやんけ」とかいう感じでこれまた盛り上がった。

 という訳で、昨夜からまたサンドに戻り地味なクエストを消化しつつ、たまにラテーヌ高原で黒の育成。レベルは13に上がったが、クエストはまだ数個しか終わらない....。そういやぁ、サンドリアって未だ港にいったことなかったよなぁ(笑)。

 ※ 写真の長い髪のご婦人は、ウィンダスのバストゥーク領事なんだけど、領事っていうより、なんかチョコレート作ってそうな人だよなぁ(笑)。
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ジョアン・ジルベルトの伝説

2005年07月05日 00時13分19秒 | Jobim+Bossa
 ボサ・ノヴァの誕生の記録としてつとに有名な作品です。このあたりの詳しい事情は寡聞にして知りませんが、要するにこのジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビン、そして詩人のヴィニシチウス・ヂ・モライスの3人を中心した当時のリオの若者達が、従来のブラジル音楽に飽きたらず、サンバにジャズ的要素を加え、都会的で洗練された新しいブラジル音楽を作った....というものが、ボサ・ノヴァの発端のようです。この作品はこうした1959年から61年にかけてのブラジル本国で録音された、ジョアン・ジルベルトの作品集。

 この時期のジョアン・ジルベルトが一体ブラジルのオデオン・レーベルに何曲くらい録音を残したのかは分かりませんが、ここに収録された38曲のほとんどがボサ・ノヴァ・スタンダードとして後生に残っているのは、ある意味驚きです。これまで何度も書いている通り、この後、ボサ・ノヴァはアメリカに渡って世界的なブームになる訳ですけど、そこで演奏される曲のほとんどがここで既に披露されているだけでなく、アレンジ・ネタもかなりのものがここにあるんですね。改めて聴いてみると、アメリカ人がやったことは単に洗練されたアレンジを施しただけ....という感すらするほどです。曲はどれも1分半から2分くらいの短く、アレンジもその後のものに比べれば簡素と言ってもいい素朴なアレンジですが、何の不足もないほど完成しています。ボサ・ノヴァって最初からこんなに「出来上がっていた音楽」だったんだなぁ....と思うことしきり。

 その中心となるのは、もちろんジョアン・ジルベルトのちょいと鄙びていて、気怠い憂鬱さを滲ませつつも、決して軽みと微笑みを失わないヴォーカル。その感触はまさにワン・アンド・オンリーな世界というしかなく、加えて歌っているのがジョビンの名曲の数々なのですから、今から思えば永遠の名作となるべく作られたとしか思えない訳ですが、きっと当時はやっている方も聴いている方も、単に一過性の流行音楽と思っていたんじゃないですかね。ところがこうして音楽史に残るような作品になってしまうあたりに、音楽のおもしろさがありますよね。

 あと、ここで聴ける音楽って、何年たっても古びないのと同時に、なんていうか1960年前後時代が見事に刻印されてます。高度成長期特有のオプティミズムとそれと裏腹な倦怠感みたいなものが、メビウスの帯のように表裏一体化しているというか、なんというか。とにかく、この音楽を聴くと決まって、フェリーニの「甘い生活」とかヌーベル・ヴァーグの諸作(特にシャブロルあたり)なんかを、思い出しちゃうんですよね。まっ、私だけかもしれないですけど....。
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