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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

<戦 Lv25,白 Lv15,黒Lv15 >

2005年07月11日 22時35分29秒 | GAME
 平穏な一週間。サンドリアでクエストを細々とこなしつつ、ラテーヌや砂漠で白黒のレベル上げというパターン。パーティーでおもしろかったのは寡黙なパーティーによく出会ったこと。黒で入った外人部隊は実にはふたりの日本人が入っていたのだが、黙々と戦っていたので、ほとんど最後になるまでそうだということを気がつかない状態だった。とにかく余計なことせずにストイックに戦うばかりという感じで効率がいいっていえばこのくらい効率がいいパーティーもなかった....かな?。そういえば、先週末の白で入った邦人部隊は知り合いばかりだったが、これもほとんど会話ないのパターンで進んだ。みんなやたらとハイレベルで「ゲーム内の常識」として、メンバーに要求してくる水準が非常に高いパーティーだと、自分が非力なだけにけっこう気疲れしてしまうのだが、ぱっと集まって、細かいことはいわずにドカスタたたいて、誰かが抜けたら挨拶して解散みたいなドライなノリ。こういうのはけっこうラクだ(勉強にはならんが-笑)。ともあれ楽々レベル15到達。

 戦士についてはトンボは槍に弱いとかいう話を聞いたので、槍を購入して試してみた。なにしろこれまで両手&片手剣をとっかえひっかえ使ってきただけなので、あんまり意識もしてこなかったけれど、武器のスキルというのは低いともうお話にならない。「丁度」表示のトンボと戦って、ほとんど当たらないのには愕然した。そりゃもう哀しいくらい空振りの連打で、HPをジャカスカ削られていき、瀕死にハメになること数回。こりゃダメだとばかりに、コンシュの側に移動して「楽」相手をトカゲを相手にしつこく戦って、自分のレベルと同じ、つまりレベル24あたりになるとようやく当たり始め、その倍の48くらいになると、ようやく使いものになって来るという感じなのである。ちなみにこのスキルを上げていく際の、武器が目に見えて命中するようになり、ダメージも揃ってくるプロセスはなかなかおもしろく、しばしハマってしまった。こうなればと勢いづいて白黒が使う短刀や片手&両手棍、更に更にいつ使うかも分からない片手&両手斧、鎌、格闘だののスキル上げまで始めてしまっている始末。全く性格がよく出ている(笑)。とりあえず全て50くらいにするくらいまでやってみるつもりになっているが。そうこうしているうちに、戦士もレベル25となった。25,15,15できりの良い数字だ。そんなところで今週は終了。

 ところで前記スキル上げをしているさなか壮絶な光景をみた。バルクルム砂丘でトガゲとゴブと大トレインである。全部で20匹はいたろうか、ひょっとすると30匹以上いたかもしれない。とにかく、その流れは河の如し、誰かが引き連れてきたであろう、数十匹のモンスターが3陣くらいに分かれ、トンネルからコンシュタット側の砂丘に怒濤の如くなだれ込んでくる様は壮観というか、一種異様な光景だった。そんな音は聞こえるハズもないのだが、地を揺るがす轟音が鳴り響いているように錯覚したほどだ。私は砂丘の端でヒーリング中だったからいいようなものの、真ん中あたりで経験値上げしていたパーティーは、おそらく阿鼻叫喚の嵐であったろう(笑)。
 ともあれ、十数分間にわたり砂丘はトガゲのラッシュ状態。こんな状況で一匹でも手を出したら、再び大リンクが発生することは間違いないので、誰も何もできず、ひたすら嵐を去るのを待つという膠着状態が続いた。やがて怒りも治まったのかトカゲ集団がぞろぞろと帰還しはじめた頃、どこからか現れた白魔道士がいたるところで死者を蘇生していていたが、この惨状の凄まじさを物語っていた。
コメント (2)
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RADIOHEAD / Kid A

2005年07月11日 00時03分03秒 | ROCK-POP
 先日のレビュウのとおり、「OK Computer」を改めて聴いてみたところけっこう良かったので、「OK Computer」に続くアルバムを購入してきました。2000年発表の通算第4作で、グラミー賞のオルタナ部門を受賞しているようですから、こちらも世評は高いアルバムなんでしょう。こちらは一聴して気に入りました。

 ただし、前作とはかなり音的に違っています。テクノ的感性で作られていることは歴然としてはいても、とにもかくにもギター・バンドの音で作られた前作に比べると、こちらはほぼ完璧なテクノ的な音楽になってます。ほぼ全編に渡ってアンビエント風なシンセやSE風な楽音が鳴りっぱなしですし、ギターの音がほとんど聴こえないから驚き。何事につけ保守的なムードが濃厚な現代でこの潔さは、ある意味特筆すべき冒険精神というべきでしょう。もちろん、ヴォーカルは入りますし、リズムもありますから、現代音楽みたいな世界てはちょいと違いますが、ほぼ全編コラージュ的なSEで作られているのことは確かで、前作から一気にこうなってしまうのはやはり凄いです。
 しかも、表向きの変化の後方から、前作同様細部に渡って異常なまでに作り込まれた音の積み重ねや、陰鬱なパワー感など、きちんとレディオ・ヘッド的な心象世界が伝わってきますから、このバンドの音楽的な自我の強さはなかなかのものだと、聴きながら感心しちゃいました。

 印象に残ったのは、1曲目の「Everything In Its Right Place」の歪んだエレピの遠近感と神経質なヴォーカル、ホワイトアルバム風なサイケ風味が一緒くたになった浮遊感。2曲目の「Kid A」の幼年期を思い起こさずにはいられないファンタスティックさ音の組み立て。4曲目の「How To Disappear Completely」の各種ギターをシンセ的に使用したパースペクティブの開けたサウンド。5曲目「Treefingers」のアンビエント風味、荒涼したテクノ・ビートと祈るようなヴォーカルの取り合わせが奇妙なデジャブが感じさせる8曲目の「Idioteque」、暗鬱なムードが漂うこのアルバムでラストになってようやく曙光を感じさせるようなムードになる「Morning Bell」アコスティックさ、精神が浄化されるような「Motion Picture Soundtrack」の厳かムードあたりですかね。

 とにかく聴き応えありそう。これも聴きこんでみると、まるで印象変わりそうです。とりあえずiPod行き決定。
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