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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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電線病の記録(MIT Magnum AC2)

2005年07月09日 00時00分01秒 | PC+AUDIO
 あれこれ試しているMITだが、先日、オークションでMagnum-AC2を見つけたので、入札に参加したところ、意外にも競争相手がいなくてそこそ値段で落札できた。本日、届いたので早速接続して試聴しているところだ。ちなみに現在の構成は以下のおり。

(給電1)Z-Code3 → (プリ)Magnum-AC2 + (パワー)ShotGun-AC2
(給電2)Z-Code3 → (UDP)Magnum-AC1 + (CDP)Magnum-AC1

 感想としては「これで決まった。ほとんど文句なし。」といったところ。これまでいろいろなところに使ってはいまいちしっくりこなかったZ-Code3を、全て給電側に回したため、気になったボーボー、モヤモヤした感じは一掃された。懸念された低音もさすがはMagnum、同じAC-2でもShotgunとは下方向への沈み方が違う、全て覆い尽くすような重量感といった音ではないにしても、必要十分な量は再生してくるし、そうなれば後方支援に回ったZ-Code3も安定感に大きく付与しているはずだ。おまけに....っていうか、実はこっちがメインなのだが、Magnum-AC2の驚異的なSNと高域の伸び。これには全くKOされた(それにしても、中古でエージング完了済みなのは、余計なこと考えなくていいから助かる)。

 MITの音というは「遙か彼方の風景まできっちりフォーカスが合ったかのような、現実よりリアルな、つまりハイパーリアリズム的な音の感触」だと思う。機械による音楽再生が、本来一度限りであるはずの音楽演奏を、所詮ヴァーチャルなレベルで再現するものに過ぎないとするならば、ある意味そこで開き直り、ならばその特性を極限まで追求してやろうというのが、MITの音なのではないか?。つまり、ある意味ではSF的な音なのだ。そんなMITワールドを我が家で完璧に出現させるためには、最後の匙加減としてこのMagnum-AC2が必要だったのか?との感が強い。我が家の歴代の装置からは、どれも平板にしか響かなかった、とある英国のバンドのアルバム冒頭で展開されるスペイシーな異世界の描写が、ここまで立体的かつ映像的な聴こえて来るとは驚きの一言だ。我が家のMITワールドの誕生である。 (2004年09月01日)


※ なんか、これで結論みたいな調子で意気込んで書いてますけど、実はここからまだ数ヶ月あれこれ格闘することになります。既に書いたことですが、結局は1月に下記のとおりの構成になり、現在ようやくこの金食い虫な病気が落ち着いて、ほっとしてます(笑)。

(給電1)Z-Code3 → (プリ)Oeacle-AC1 + (パワー)Magnum-AC2
(給電2)Z-Code3 → (UDP)Oeacle-AC1 + (CDP)Oeacle-AC1
コメント
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