(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

東京オリンピックは目的なのか、手段なのか、次第にはっきりしてきた実態

2016-10-06 12:24:57 | 2020年オリンピックと東日本復興

そもそも東京オリンピックは東日本大津波・大震災の復興を顕すための目的として手を挙げて選ばれ、いわば国際公約をしたというものだ、と理解している、だが、最近になって本当かいなと思う事象が多発しだした、

リオ・オリンピックの閉会式での安倍マリオが土管から出てきて東京オリンピックをアッピール、これはオリンピックの場を政治利用した最たるものだ、

築地市場の豊洲移転が怪しい、東京オリンピック開催時期に合わせて豊洲への道路を新設しようとしたり、築地跡地をオリンピック用の駐車場とする、豊洲の盛り土を省略して地下空洞を設置した設計変更は何なのか、

目下調査進行中であるが、議会のあやふやでもやもやした決定機構のせいだなどとうやむや化が計らえている、はっきりしているのはオリンピックを利用した一気呵成の豊洲移転強硬策である、だが地下水から環境基準値以上のベンゼンやヒ素、シアン化合物がぞろ検出され始めた、豊洲移転強硬策にブレーキがかかったといえる、当然のことだ、なぜガス工場の跡地を新市場に選んだのか

さらにおかしなことが進んでいる、「共謀罪」を名前を変えて「テロ準備罪」として国会で通そうとしている、来年に延ばしたそうだが、これぞまさしく東京オリンピックのテロ対策というずばりの口実、その実は共謀罪と殆ど同じだそうだ、「話し合い」は取り締まりを受ける、

まさしくオリンピックの機会をとらえて警察力を強化しよう、一般的な国民の話し合いを奪おうというもの、従来は3回ほど国会で廃案になったこの法案を今こそ絶好のチャンスととらえて成立させようとしている、一度成立すればオリンピックの後もずーっと国民を縛るものだ、政権のこの狡猾さに騙されてはならない、

先の伊勢・志摩サミットの時も現行の警察力で十分に事件を防止・対応できたではないか、なぜこれ以上に強化するのだ

当の東日本大震災の被害者はいい迷惑である、今でも7千人近い行方不明者がいる、仮設住宅から出られない人々がいる、福島の除染も全く安全とは言えないレベル、帰宅許可が出たけれど帰宅したくとも躊躇する人が多いそうだ、

福島原発の廃炉や汚染水の解決は五里霧中の暗中模索、なぜ東京オリンピックがもっと東日本の復興に直接的に結びつかないのか、・・・・オリンピックを利用(悪用)しようとする勢力があると思わざるを得ない