実をいうと、やっと治療が終了してほっとした病気がありました
実はわたしは、背中の腰の部分、丁度背骨付近に瘤(こぶ)ができてい
て、それがじわりじわりと大きくなっていたのです
どうも、瘤に縁があるみたいで、昨年は胸部大動脈瘤の切除と
人工血管への置換を行いました
今回のは外の皮膚にできたもので、六年前にも一度皮膚科で中身を
取り出す手術を受けました
しかし、根治ではなかったので、また瘤が復活して成長してきました
心臓の大手術を受けた身なので、感染症が心配だったから、
瘤の手当は慎重にしていました
しかし、ついに瘤が化膿しはじめ、痛みがひどくなり、心臓手術をして
いただいた病院に行き診てもらい、化膿性粉瘤という病名が着きました
6月の初めでした
粉瘤の大きさは3センチぐらいです
さっそく、局部麻酔をして瘤を切開し化膿した中身を除去してもらいました
その後は、毎日シャワーをして幹部を石鹸で清潔に洗い流し、
患部に抗生物質を塗布してガーゼを当てておくという手当を続けてきま
した
傷口が開いており、そこからじわじわとした出血が続きました
一週間か二週間おきに通院して、診察を受けて来ました
次第に、切開部が閉じてゆき、出血も減少し、
やっと、この前の週末に切開部が完全にふさがったのを確認し、
治療終了という診断結果が出ました
3か月の闘病・治療の日々でした
普通の体の人ならば、それほどに神経質になる必要はなかったのです
が、わたしは感染症に気をつけなくてはいけない事情があり、慎重なら
ざるを得ませんでした
今後も瘤が再発しないか様子観察が必要です

切開後の粉瘤