テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

BOMAN  カラーバー

2024-01-13 13:31:33 | 

今日お預かりしたのは久し振りのカラーバーで車両に搭載する前に動作を確認しておきたいとのお
話だった。 この種の物の修理、動作確認等はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新)
にお願い致します。精密機器では無いが梱包が何重にも為されており開梱するだけで時間を要した。

内部を見たが中から外れていた赤のランプとプラスチック・ナットが落ちて来た。

赤のランプは切れ掛かっていた。 ツマミ類の外側の金属部分が空転して仕舞っていた。

実際に電源と音声出力を加え動作を診て見た。

青と緑は点灯したが、赤が全く点灯しなかった。

スイッチング回路の動作を診て見た。 緑の回路の出力に特に問題は無かった。

青の出力も良好だった。

下のオシロの波形の様に赤の回路は殆ど出力が出ていなかった。 トランジスタの問題か?

ゴーサインを頂いたので修理に取り掛かった。

修理は上手く行き赤も点灯する様になった。 右端のランプはそのままなので赤く塗る必要が有る

普段ここまではやらないのだが切れ掛かっていた赤ランプを何とか修復出来ないか取り組んでみた。

結果上手く修復出来たので組み込んだ。

ツマミの金属カバーの接着が不完全だったので接着した。 この後組み込んで終わりとなる。
右側のツマミの役割を聞かれたが記されている様 Sensitivity=感度調整。  左のツマミは信号源を
切り替えられる様な表示は有るが実際は単に一つの音源に繋ぐだけなので切り換え機能は無く単に
電源の ON-OFF だけ。 しかしこの機種の取説にはどう書かれているのか?

1月14日 組み込み最終動作確認を終えた。 結果梱包に時間を要し想定した時間を超えた。

サテこれまでにこのモデルを何台手掛けたかは覚えて無いが多分20台近くと想うが見た目初期と
想える物に問題は無かったが、後期と思しき物には一部理論的に可笑しな回路に代わっていた。
このことから後期の物の赤のランプは先ず点灯していないと想われる。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NHK プラス が使えなくなった! | トップ | クラウン用、Fujitsu TEN, 86... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事