今日の2台目は初めてとなるPanasonic, RF-B30 でキチントした回路図等が無くどうなるか不明
だが周波数カウンターが急に光らなくなったとのお話なのでそう複雑な故障では無いと想うが
サテどうなるか? この種の受信機の修理、改造、動作確認に付きましてはこちらのホームペ
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早速通電してみたが受信そのものは良好だったのでPLLは問題無く機能している様だった。
周波数カウンターはPLLユニットに収まっていて2重のシールドが為されており回路を表に出す
だけで可成りの作業量となった。
3つ目のシールドを外さないと回路が当たれない。 表示に使われている蛍光表示管に加える
高圧が加わって無いことと、蛍光表示管のフィラメントが断線して無いことはハッキリしたが何と
も電源回路がハッキリしない。 確実なパターン図が在れば直ぐに問題は分かりそうだが....
高圧発生用DC-DCを担っているトランジスタのコレクタに電圧が来ていなかった。
7月14日 カウンターのLSIにはVccが加わっていたがDC-DCには加わっておらず、またVccとグラ
ンド間は約10Ωしかなかった。 Vccラインの何処かが半ばグランドに落ちている様だったが何処
で落ちているのかを見付けるのは至難の業だったので駄目元で奥の手を使った。 結果Vccライン
の短絡の問題は払拭された様で蛍光表示管が動作し出した。 Vcc-グランド間は約50Ωとなった。
周波数表示が動作し出したので元に戻し始めたが、シールド等を戻す度に動作を再確認した。
実際にラジオ日経やラジオ日本 (JORF, 1,422KHz) を受信してみた。 可成り高感度だった。