テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

南極物語(再) RT77/GRC-9

2011-01-22 15:18:46 | Weblog

今月初めお話しを頂き撮影に使う各種の通信機材の調達に取り掛かったが先ずは来月から撮
影がスタートする雪上車で使用する通信機が急がれた。 友人や知人に尋ねてみたが持ってい
る方は見付からなかった。 おぼろげな記憶では少し前迄米国のサープラス関連のところには
多く在ったのだが聞いたところ今は全く残って無いとのことだった。 そうこうする内に関西
でこの種の物を多く集めていると云う方が見付かり伺ったところ 10台程在庫しており金額は
10万程とのお話しだった。 10万の予算は無く、レンタル金額を伺いたかったが海外出張から
戻ったら再度連絡するとのことだったが未だその後の連絡は無い。 その後地元に 400年以上
続くボロ市に出掛けた際、今回の物と同じ物を出品している店が有り、驚いた。 早速金額を
伺ってもう一度驚かされたが何と (電源、ケーブル、アンテナ、マイク等 1式で) 80万とのお
話しだった。 その日いらっしゃらなかったご主人と翌日お会いしレンタル金額を伺ったとこ
ろ 10万程で良いとのことだった。

その少し前に海外のネットオークションに BC-1306 がオーストリアから出品されており、類
似機種の入手の可否を聞いたところ今回の GRC-9 も持っており、直ぐに発送可能とのことだ
ったので思い切ってこれに賭けることにした。 (先日、中国から届いた LSI が全くの偽物で嫌
な思いをしたばかりだったので可也心配だったが) ヤリトリをする内に気付いたのは先方は
オーストリアの方では無くギリシャの方で気になり聞いたところ奥様がオーストリアの方で
ギリシャとの間を行ったり来たりしている為とのお話しだった。  途中 EMS のトラッキング
No.が連絡され発送された数日後アテネの郵便局から追跡が出来る様になり、昨日も地元の
集配局に朝届き、その後持ち出し中と何時間か表示されていたが、夕方出掛けねばならず地
元局に事情を説明し早めに届けて貰うことが出来た。   既にハンドセットは用意してありア
ンテナ部分は美術の方に作って貰う予定なので当面はクリアーしたが次の昭和基地内の通信
室用の機材に取り掛からねばならない。

GRC-9 ではあるが上の画像に見られる様ドイツ語表記で何とはなしに不思議な気がする。

1月24日 自分で使っていたスピーカー、ハンドセットを添え緑山に収めた。

1月30日 数人の方々のお力添えを頂きお蔭様で無線機類が集まって来た。 明日緑山に
届けるが後は北海道での『南極物語』の撮影がつつがなく捗る事を祈るばかりである。

 

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東芝 18RF1

2011-01-22 13:19:11 | Weblog

 

   今日お預かりしたのは 1988 年製の東芝 18RF1 で垂直振幅が無くなり横一線となっていた。 
1970年(昭和45年)頃までの物なら殆ど全ての国産、米国、英国の製品の資料を用意してい
るが1988年となると何も無く回路を細かく追う必要が有り、時間が掛かることが予想される
が先ずは回路を調べるところから始めさせて頂こう。 この種のテレビの修理に付きましては
こちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

1月23日 垂直の発振は LSI で為されており垂直出力にも IC が使われておりインターネットで
調べたが入手は簡単そうでは無かった。   垂直偏向に関係したケミコンを先ずは交換し連続運
転に取り掛かった。 

数時間連続して運転した結果全く問題は見られなかったので完了と判断した。

2月1日 先日修理したこの機種を使い始めて数日経過したところで再度同じ問題が発生した
とのことで再度送って頂き、同時に同形機を部品取りとして落札して頂いた。受け取った物
は伺った通り垂直振幅が無くなっていた。

垂直の発振は 36pinの LSI, TA8601BN またアンプは 7pinの IC、AN5515 が使われている。 
どちらに問題が有るのか確かめたく TA8601BN の垂直出力を診てみたのが下の画像で何
故か良好に動作し始めて仕舞った。  こうなると可也時間が掛かりそうな気がする。

2月2日 午前中 3時間、昼食で出掛けた 50分は電源を切り、午後 5時間連続運転を行っ
たが全く問題は診られなかった。 問題が出てくれないことにはやりようが無い

2月3日  今朝も駄目かと想いつつ電源を投入した。何と症状がヤット出てくれ早速出力信号
を確認したが出力が出てなかった。 この際ほんの少しキャビネットに振動を与えると出力が
出たり、逆に出なかったりと非常に不安定だった。ならばと垂直出力の LSI (36ピン)の全ての
端子、及び垂直出力に関係した部品の全ての半田付けをやり直した。 その後はキャビネット
を叩いても、ドンドンと持ち上げ、下ろしても全く問題は見られなくなった!

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松下 CR-112AY

2011-01-22 13:13:00 | Weblog

1971年式のビートルに使われていると伺った松下の CR-112AY 型カーラジオで全く配線され
て無かったとのお話だった。   この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホ
ームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

 

1月23日 ボリュームの接線部分をクリーニングし、パイロットランプを交換。 次いでケミ
コン類の交換に取り掛かった。

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