”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

歴史上の人物

2019-02-24 13:00:47 | ブログ

高校生の時のこと。

休み時間にクラスメート3人が、雑誌を見て騒いでいた。

私もその雑誌を覗き込んだ。

「きれいな男の人だね、この人。」

と、私が言うと、3人の中の1人が

「この写真だとわからないけど、

 この人は、すいかが丸ごと1個入りそうな口をしているんだよ。」

と、言って笑った。

  

それが、クイーンのフレディ・マーキュリーだった。

「私にもこの人たちのレコード、貸して!!」

まだCDではなかった時代。

その頃から、静かに?クイーンファンを続けている。

  

でも、私が大好きだったのは、髪が長くて細かった頃のフレディで、

ひげを生やしてマッチョになった彼はあまり見たくなかった。

  

ところが、今の若い子たちにとってフレディと言えば、

ひげ、短髪、マッチョのイメージらしい。

LIVE AIDの映像を見て、

「かわいい!!」とか「ハンサム!」とか言っているのを見ると、

「この人にはもっともっと美しい時代があったのに・・・。」

と、私はため息をつく。

 

   

すると、夫がこう言った。

「僕たちにとって、フレディはリアルタイムの人だけど、

 今の子たちにとっては、歴史上の人物なんだよ。」

  

つまり、こういうことらしい。

私たちが、坂本竜馬とか正岡子規と言って思い浮かべる顔があるように、

今の子たちにとって、フレディと言えばあのひげでマッチョの顔が

浮かんでくるということ・・・らしい。

  

そんな時、YouTubeを見ていたら、

1979年のクイーン武道館公演の映像が出てきた。

曲を聴けば、たしかに、これは私が行ったコンサートだけど、

画質が悪く、照明も薄暗く、ずいぶん狭い会場に見えた。

  

「これ、君が行ったコンサート?」

と、夫が聞いた。

「この時代のコンサートに行ったなんて、

 君も立派な歴史上の人物だ!!」

 

    

※ここだけの話ですけど、私、昨夜8回目を観てきました。

 21時5分からのレイトショー 胸アツ応援上映でした!! (^^♪

 

 

コメント
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