”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

修善寺しいたけ視察研修 ゆう次郎が好き!!

2018-01-24 15:22:47 | 野菜

昨日の視察研修レポートの続きです。

 

ランチは、修善寺しいたけの里でバーべキューをいただいたのですが、

その時に素晴らしい体験をさせていただきました。

 

それは、3種のしいたけの食べ比べです。

 

しいたけをはじめとするきのこにも、もちろん品種はあるのです。

でも、どうしてなんでしょうね。

野菜は品種名やブランド名で売られるようになってきたのに、

きのこ類は、まだまだ「しいたけ」「ぶなしめじ」「舞茸」って感じで

売られることが多いですよね。

(もちろん、「茸王」や「のとてまり」のような高級ブランドしいたけはありますが)

   

この3種類のしいたけを、こんなふうに炭火で焼いて、

お醤油をたらしていただくのですよ。

  

 

では、しいたけの品種、ひとつひとつ見ていきましょう。

  

●ゆう次郎

特徴は

 ・乾きが早い。

 ・水が抜けやすい。

 ・膜切れしにくい。(膜切れについては、こちらのサイトで詳しく説明されています。)

 つまり、「どんこ」とか「花どんこ」になるような

 乾しいたけ向きの品種です。

 しいたけらしい香りが強く、肉厚で噛み応えもあります。

  

  

●193

特徴は

 ・大量発生はしないが、収穫時期が長い。

 ・4月~10月まで収穫できる。

 食べた印象は、とても軟らかく、香りも淡い。

 しいたけが苦手な人でも、フライにすれば食べられるのでは?

  

  

240

特徴は

 ・大きくなる品種で、厚みもある。

 ・成長が早い。

 ・水が抜けにくいので、ジューシーで生しいたけで食べるのに向く。

 風味も食感も、「ゆう次郎」と「193」の良いところを取ったような品種です。

  

私は、この中では「ゆう次郎」の力強い味と香りと食感に惹かれました。

ゆう次郎さん、また逢いたいです!! ヽ(^o^)丿

 

  

コメント
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