昨日の視察研修レポートの続きです。
ランチは、修善寺しいたけの里でバーべキューをいただいたのですが、
その時に素晴らしい体験をさせていただきました。
それは、3種のしいたけの食べ比べです。
しいたけをはじめとするきのこにも、もちろん品種はあるのです。
でも、どうしてなんでしょうね。
野菜は品種名やブランド名で売られるようになってきたのに、
きのこ類は、まだまだ「しいたけ」「ぶなしめじ」「舞茸」って感じで
売られることが多いですよね。
(もちろん、「茸王」や「のとてまり」のような高級ブランドしいたけはありますが)
この3種類のしいたけを、こんなふうに炭火で焼いて、
お醤油をたらしていただくのですよ。
では、しいたけの品種、ひとつひとつ見ていきましょう。
●ゆう次郎
特徴は
・乾きが早い。
・水が抜けやすい。
・膜切れしにくい。(膜切れについては、こちらのサイトで詳しく説明されています。)
つまり、「どんこ」とか「花どんこ」になるような
乾しいたけ向きの品種です。
しいたけらしい香りが強く、肉厚で噛み応えもあります。
●193
特徴は
・大量発生はしないが、収穫時期が長い。
・4月~10月まで収穫できる。
食べた印象は、とても軟らかく、香りも淡い。
しいたけが苦手な人でも、フライにすれば食べられるのでは?
240
特徴は
・大きくなる品種で、厚みもある。
・成長が早い。
・水が抜けにくいので、ジューシーで生しいたけで食べるのに向く。
風味も食感も、「ゆう次郎」と「193」の良いところを取ったような品種です。
私は、この中では「ゆう次郎」の力強い味と香りと食感に惹かれました。
ゆう次郎さん、また逢いたいです!! ヽ(^o^)丿