昨日の雪がまだ残る伊豆修善寺に
静岡だしソムリエ認定講師の研修として、
原木しいたけの視察研修に行ってきました。
原木になるくぬぎの木の前でお話してくださるのは、
栽培農家の石渡さん。
秋の三分紅葉の状態で伐採し、1か月置きます。
それを、桜が咲くころまでに栽培しやすい長さに切り、
林に集めて植菌を行います。
産地によっては、原木にする木を他から買っているところもありますが、
修善寺は正真正銘、原木から修善寺産です。
伏せ込みの際のほだ木の組み方を見せていただきました。
ほだ場
黒いネットとテープのようなものが見えますが、
ネットは直射日光を避けるため、
テープは風通しが良くなるように付けられています。
場所を鈴木しいたけ園に移し、菌打ち体験。
まず、電気ドリルの使い方と穴の開け方を教えてもらいました。
穴を開けたところに、種菌を植え付けます。
私もやりましたよ。
全員で自分が菌打ちしたほだ木を持って記念撮影。
電気ドリルのパワーに圧倒されました。
菌を埋め込む作業は、とても楽しかったのですが、
実際に農家さんは、2人一組で1日10,000個、全部で40万個の菌を打ちます。
それも、寒い林の中で・・・。
とても過酷な作業だと思います。
次は、原木しいたけの食べ比べについて書かせていただきます。(^O^)/