お天気が良くなったので、
あく抜きしたわらびを干しています。
ずいぶん隙間があるように思われるかもしれませんが、
干し始めて2時間後の写真です。
だいぶ水分が飛んで、細くなったものもあります。
たけのこ同様、わらびも今の時期しか採れません。
だから、干して保存すれば、
いつでも「春の息吹き」を感じることができます。
しかし、水、またはお湯に浸けて戻して使うのですが、
年によって、戻し方に差が出ます。
水に浸けるだけで、簡単に戻る時もあるのですが、
一番苦労したのはこの時です。 ^_^;
こんな気難しい?わらびを見ていると、
山菜と野菜の違いを感じます。
栽培作物として、品種改良された野菜と
何の手も加えられずに、自然の中で生きている山菜。
気温や天候の変化、動物や害虫から身を守る術を、
野菜以上に自身の中に持っています。
それがアクの強さ、繊維の強さに現れています。
なかなか戻らない干しわらびを見た時は、
「ここまで繊維を硬くしなければならない
何かがこの子の身に起こったんだな・・・。」
と、わらびが生えていた環境を思い起こします。
さて、今年のわらびはどんなふうに育ったのでしょうか? (*^_^*)