先日、Facebookのお友達の間で
「坊ちゃんかぼちゃは、なぜ高いのか?」
ということが話題になっていました。
その時は、スーパーで138円で売られていたそうです。
私は、幸せなことに、坊ちゃんかぼちゃは毎年、
ご近所さんからいただいているので、
正直、今まで価格については考えたこともありませんでした。
たしかに、4倍以上の重さがある普通のかぼちゃが1個200円ほどで
売られているのと比較すれば、
手のひらに乗るこの小さなかぼちゃが138円というのは
高く感じられるのかもしれません。
【画像お借りしました】
で、こうなると、色々調べてみたくなるのが私です・・・。^_^;
坊ちゃんかぼちゃが、高い値段で取引されるのは
食味の良さもさることながら、次の理由に因るところが大きいようです。
●一度に使い切れる。
●調理しやすい。(小さいので、包丁が入れやすい。)
●ビタミンA効力が、普通のかぼちゃの3~4倍
この理由を見た時、
生鮮食品を扱う100円ショップができた当初のことを
思い出しました。
その100円ショップでは、丸ごと1個のキャベツも
1/2にカットされたキャベツも同じ100円で売られていました。
半分の大きさだからと言って、50円にはなりません。
それは、半分の大きさになったことによって
少人数の家庭にとっては
●使い切れる。
●無駄なゴミを出さない。
という利点が生まれます。
その価値をも含めての100円なのです。
核家族化が進み、重量野菜の消費は年々減っている今、
重さや大きさだけではない価値観の多様化が、
新しい品種の開発につながっているのでしょう。