”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

坊ちゃんかぼちゃはなぜ高い?

2014-10-11 08:53:14 | 野菜

先日、Facebookのお友達の間で

「坊ちゃんかぼちゃは、なぜ高いのか?」

ということが話題になっていました。

  

 

その時は、スーパーで138円で売られていたそうです。

私は、幸せなことに、坊ちゃんかぼちゃは毎年、

ご近所さんからいただいているので、

正直、今まで価格については考えたこともありませんでした。

  

たしかに、4倍以上の重さがある普通のかぼちゃが1個200円ほどで

売られているのと比較すれば、

手のひらに乗るこの小さなかぼちゃが138円というのは

高く感じられるのかもしれません。

        【画像お借りしました】   

で、こうなると、色々調べてみたくなるのが私です・・・。^_^;

  

 

坊ちゃんかぼちゃが、高い値段で取引されるのは

食味の良さもさることながら、次の理由に因るところが大きいようです。

 ●一度に使い切れる。

 ●調理しやすい。(小さいので、包丁が入れやすい。)

 ●ビタミンA効力が、普通のかぼちゃの3~4倍

  

 

この理由を見た時、

生鮮食品を扱う100円ショップができた当初のことを

思い出しました。

  

その100円ショップでは、丸ごと1個のキャベツも

1/2にカットされたキャベツも同じ100円で売られていました。

半分の大きさだからと言って、50円にはなりません。

  

それは、半分の大きさになったことによって

少人数の家庭にとっては

 使い切れる。

 ●無駄なゴミを出さない。

という利点が生まれます。

その価値をも含めての100円なのです。

  

  

核家族化が進み、重量野菜の消費は年々減っている今、

重さや大きさだけではない価値観の多様化が、

新しい品種の開発につながっているのでしょう。


コメント
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