”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ドライ三ケ日みかんに挑戦してみたが…

2014-02-20 09:46:46 | 干し野菜

2月12日の記事に、ドライ三ケ日みかんのことを

書かせていただきました。

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20140212

 

あの日から、自分でも三ケ日みかんの天日干しに挑戦。

1日干したものは、房の皮(正確には、じょうのう)は

パリパリに乾燥しましたが、

中身はジューシー、甘みもUPし、おいしくいただけました。

 

 

さて、こちらは1週間干したものです。

P2200948

皮の乾燥は進みましたが、やはり中身はジューシー。

でも、味は・・・???

甘味はあるのですが、香りが飛び、

貯蔵臭が強く感じられました。

 

 

2月12日の記事で紹介した商品とは異なりますが、

今、みかんを房ごと乾燥できる機械を持っている

企業や加工施設は増えてきています。

 

そこで、思い切ってその中のひとつの加工施設に

お電話をしてみました。

機械乾燥であることは間違いないのですが、

いったいどのような仕組みになっているのか?

 

 

そちらの施設では

マイクロ波を使った機械を使用しており、

飽和蒸気を利用して、

40℃~45℃で5時間ほど乾燥させるそうです。

 

天日干しでは、酸化が進み、

アミノ酸が作られるため、

腐敗に近い状態になってしまうとのこと。

 

 

天日干しで、市販のものと同じドライ状態にするのは

難しいだろうとは思っていましたが、

1週間経っても、みずみずしさだけは保とうとする

三ケ日みかんを見て、

なんとも切ない気持ちになりました。(?_?)

 

以上、大人の自由研究でした。<m(__)m>

 

※みかんの機械乾燥について、詳しくご解説いただいた企業様、

 心から感謝申し上げます。

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