お茶の生産者様から、大変興味深い話を伺いました。
お茶の品評会では、
緑茶は「○○が良くない」「●●が足りない」という
引き算の評価をしていくのに対し、
紅茶は「○○が優れている」という
足し算の評価をしていく。
これは、緑茶の栽培技術が向上し、
甲乙つけがたい高品質のものを作る人が増えたから
無理やり「あらさがし」をしなければならない
ということでしょうか?
それに対し、良いところを見つける方法で評価される紅茶。
明治時代に日本に紅茶用茶樹の種子が導入され、
アッサム種と中国種を交配させて
日本の気候風土に合う品種を作り上げていった・・・
その1世紀以上に及ぶ栽培の歴史を考えると、
決して紅茶の栽培技術が緑茶に劣っているということはありません。
ただ、Tea Time という言葉が表しているように、
紅茶は、その茶葉が開く「時間」をも楽しむ心のゆとり
が消費者側に必要なのではないでしょうか?
紅茶を心から楽しめる人が増えた時、
紅茶の評価の仕方も変わっていくのかもしれません。
さて、この紅茶は西村農園さんの紅茶、
月のしずく(左)とPapa Tea(右)です。
西村さんご夫妻は、この18日~20日の3日間、
大阪府 豊中市 新千里 【せんちゅうパル】で開催される
関東甲信越6県の観光物産展で
Papa Tea、月のしずくの販売&PRを行っています。
お近くにお住まいの皆様、
ぜひ会場に足をお運びいただき、
渋味が少なく、まろやかな口あたりの紅茶と
その紅茶が作り出す時間を楽しまれてはいかがでしょうか?