わがガーデンの小ジャングルの中にある耕作地、依然として耕作主は姿を現しませぬ、そのあいだにキュウリ君たちだけが元気一杯、またしても新たなキュウリ君たちが成長一直線、留まるところを知りませぬ
今日の写真はまたまた大きなキュウリ君たちの写真です。よろしければクリックしてご覧くささいませ
「キュウリ君、ちょっとお話したいことがあるのですが・・・」
「誰かと思ったらいつもくだらない質問ばかりしているGGIさんですか、ヘンな質問はしないでね」
「ヘンな質問ではなく今日は素朴かつまっとうな疑問です、君たちはいったいどこまで成長するつもりなのですが、どこまで大きくなるつもりですか?」
「さあ、それはボクたちにはわかりません。ボクたちは自然の子です。自然の摂理に従うだけです、神の思し召しのままにです」
「神の思し召しかあ・・・思し召しはともかく、君たち成長し過ぎだと自分で思わない?」
「思いません、神の思し召しのままにどこまでもです」
「あのなあキュウリ君よ、もう成長の時代は終わったんや、あのフランスの経済学の先生、ピケティさんも言うてはるのや」
「《もう成長の時代ではありません、私の研究によれば先進国の経済成長率は平均するとせいぜい1パーセントがいいとこなのです。発展途上国であれば5%とか6%とか大きな成長率を達成することができますが、先進国はもう大きな成長を見込むことはできないのです。成長の限界にあるのです。ですから、成長率をとやかく言うよりも所得などの公正な再分配を考えるべきなのです》、これが先生の教えや、だから先進国のキュウリである君たちも、もうこの辺でこれ以上の成長を望むのを止めるべきなんや」
「何をアホなこと言ってるのですか、GGIさんは。あのねえ、ボクたちは経済の子なんかではないのです。自然の子なのです。GGIさん、言う相手を間違っているんです、そういうことはあのアの字がつくおバカさんに言ってやればいいのです」
「そうかあ・・・そやなあ・・・そうかもしれんなあ・・・」
耕作地の主はいつになったら姿を現すのでありせうか、病気にでもなっていないといいのですが・・・・
グッドナイト・グッドラック!