昨日、市内某所で知人たちと昼食をともにしました。食後、コーヒーでもということになりました。
コーヒーを頼んだあと、向かいの席にいた知人にGGIはギャンブルをもちかけました。
「ムッシュー、カケをしませう。コーヒーを出すときカップの持ち手が右側にくるようにして出すのか、左側にくるようにして出すのか、どちらが正しいのかは諸説紛々でありますが、これから出たくるコーヒー、カップの持ち手が右側にくるようにして出てくるか、それとも左側にくるようにして出てくるのか、カケをしませう。敗けたほうがコーヒー代を払うのです」
「御意、しかしGGIはモノをしりませんねえ、古来、コーヒーを出すときはカップの持ち手が左側にくるように出すのか正しいとされているのです。この大庭園を望むことができる店はキチンとしたサービスをするのでせうから持ち手が左側にくるように出すに決まっているではありませんか」
「そうですかねえ。そんな自信たっぷりに言って大丈夫ですか。答は数分後には出ます。あなたが敗けても文句は言いっこなしですよ」
やがてコーヒーが出てきました。コーヒーは細かい花柄が描かれたきれいなカップにいれられておりました。
今日の写真はこのコーヒーのカップを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
写真をご覧になればお分かりのようにカップの持ち手は右側にきております。カケはGGIの勝ちです
「ムッシュー、メルシーボーク―、ボクの勝ちです!コーヒー代400円なり、よろしくお願いいたします」
「GGIさん、早とちりはいけませんよ、持ち手は私の方から見れば左側にきています。だから私の勝ちです!」
「そんなアホなことを言ってはいけません。ムッシューは反対側から見てるからです。反対側からみれば左右反対に見えるのはあたりまえではありませんか」
「そうですか?反対側から見ればなぜ左右反対になるのか、GGIさんはその理由を科学的に正確に説明することできますか」
「そんなことあたりまえではありませんか」
「そんな、あたりまえだなんて乱暴なことを言っていては答になっていません。じゃあ、質問を変えましょう。鏡に映った像はなぜ左右は反対になるのに上下は反対にならないのでせう?GGIは日頃オレは頭脳明晰やなどと根拠のない自慢をしておられるようですが、そうであればこの私の質問にちゃんと答えてください。科学的に説明してくださいよ!ちゃんと説明できればコーヒー代は私がもちませう」
実はこの質問に正確に誰にでも納得のいくように、科学的に説明するのは結構難しいのです。GGI、この答について、むかし研究したことがあるのです。GGIなりのちゃんとした説明のしかたを知っているつもりなのですが、正確に説明するとなるとかなり厄介でありますので今日のところは省略させていただきます。
かようなしだいで、GGIは回答を拒否しましたのでカケは引き分けということになってしまいました・・・・
みなさんも、この知人ムッシュー氏の質問に対する正しい答を考えてみてくださいませ!
グッドナイト・グッドラック!