昨日の午後、湖岸にある文化施設のようなところで前期と後期の高齢者を交えた恒例の雑談会のようなものを行いました
雑談を開始したころはまだ空はどんよりと曇り小雨がぱらついていましたが、時間が経つにつて、雲のあいまから青空が少しずつ姿を見せ始めました
午後5時半ごろ、予定した雑談を無事終えたころには青空が広がりはじめていました。空を見上げて某氏がのたまいました
「間もなく空は晴れます、私が約束いたします、久しぶりの青空です、みなさん、梅雨明けにはまだ間がありそうでありますが、久しぶりに姿を現してくれた青空氏を表敬訪問すべきであるとは思いませんか?」
「表敬訪問っていうけど、いったいどこを訪問するの?」
「それは愚問です。愚問の典型です。分からないのですか、より天に近きところに行くのですよ。このビルの屋上に決まっているではありませんか!ビルの屋上には、ビルの内にある半官半民のホテルがやっている、ときおり予告なしに勝手に休んだりする気まぐれビヤガーデンがあります。そのビヤガーデンで青空君とわがマザーレイクに表敬を行うのです」
かようなしだいで即決、一同五人、屋上のビヤガーデンに参上いたしました。まだ準備中でありましたが、さいわい店はひらいておりました
陽が傾きはじめた頃には、空は見事な青空と白雲に転じていました、眼下にはわが淡海はゆったりと広がっております、ひろびろとした屋上、他に客はおらず、湖からの涼風、快適そのものであります
今年初のビヤガーデン参上、みなさん大変ご満悦であります
さらなる雑談を継続している間に空は真っ赤な夕焼けに転じておりました
日が暮れてさらにさらなる雑談を続けておりますうちに午後9時、この気まぐれビヤガーデン、ヤル気がいささか欠如しておりますので午後5時半開店、午後9時閉店・・・・
かようなしだいで、最後にビール大ジョッキひとつをたのみ、冷えたビールを回し飲みしておひらき、前期ならびに後期の高齢者諸氏は家路につくことにいたしました
今日の写真は、久方ぶりのすばらしき夕焼けを撮ったものです。よろしければクリックして、わが淡海の夕日をお楽しみくださいませ
近江の海 夕波千鳥汝が鳴けば 心もしのに古思ほゆ (柿本人麻呂、万葉集)
グッドナイト・グッドラック!