UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

梅雨の晴れ間に山下洋輔のピアノ、そしてコメダコーヒーの名古屋式ご馳走・・・

2016-07-03 01:57:11 | 日記

昨日は油照りの蒸し暑い一日でありました

GGIは梅雨の気晴らしというわけで知人といっしょに、わが湖国が誇る湖岸のホールへジャズを聴きにいきました、

開演は午後5時、題して「山下洋輔スペシャル・ビッグバンド・コンサート2016」、一週間ほどまえに予告の紹介記事が新聞に掲載されており、ホールに問い合わせましたら、まだ3階の席であれば空席があるとのことでしたので、知人を誘いましたら「いいね、山下洋輔か!」という返事、二人で出かけたのでありました。

ジャズピアノの大御所、山下洋輔ということで、定員1800人余の大ホールはほぼ満杯、山下氏が実力派15人のプレイヤーに呼びかけてこのコンサートのために特別に編成したバンドによる演奏会です。

曲目は最初にノッキン・キャッツ、これは山下氏の新作で初演、ノッキン・キャッツというのは、ドアをノックするネコの意で、ネコがドアをノックするたびに山下氏が順番に15人のプレイヤーを紹介していくとい趣向でありました。

次いで、有名なジョージ・ガーシュインのラプソディ・イン・ブルー、休憩時間をはさんでドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」

さすがに15人+山下氏によるビッグバンドの演奏は迫力満点、ひじで鍵盤を鳴らす独自の奏法を交えながらの山下洋輔のピアノを中心としたダイナミックで変化自在な演奏は大ホールが割れんばかりの勢い、寄せては返す大波のあいまにトランペット、サックス、トロンボーン、ベースなどのプレイヤーによるソロ演奏、そのたびにわき起こる拍手、

とりわけ圧巻であったのは山下洋輔のピアノと高橋信之介のドラムスによるジャム・セッション、まさにピアノとドラムの白熱の大バトルでありました。

途中でトランペットの音が出なくなり、あわてて取り替えたトランペットも音がでずプレイヤーがおおあわて、会場からは「ガンバレ!」の声援が飛ぶという楽しい余興があったり、何度も何度も拍手がわきおこったり時には拍手は手拍子になったりと、最初は観客のみなさんややお澄ましであったのですが、コンサートが進むにつれ会場全体が盛り上がり、アンコールに続くカーテンコール、拍手拍手でGGIはお手々痛くなり、ビッグバンドによるジャズの演奏会はこんなにも疲れるとは想定外でありました!

休憩時間に脱原発のデモによく参加してくれる夫妻に遭遇、「おや、今日はどっかでデモだったんじゃないですか?」と尋ねましたら「いやあ、今日はジャズメンたちのデモを見物に来たのです」との返事、まことに楽しいジャズコンサートでありました。

演奏会が終わったのは午後7時半過ぎ、腹がへったなあ、コーヒー飲みたいなあ、タバコも吸いたいなあというわけで、西武さんの前にある名古屋が本拠地のコーヒー屋さん、コメダ・コーヒーのお店に直行、

「名古屋の喫茶店では食事もできるのだ!」という噂でありましので、コーヒーの他に知人はグラタン、GGIはふわふわ玉子タップリ・ピザ・トーストとかいうシロモノを頼みました。

噂はほんとうでありました。でてきたサンドイッチスタイルのピザ・トースト、厚さは優に5センチ以上はありそう、パンの間に玉子やとろけるチーズやトマトや何やかやがぎっしり挟まって外にまであふれ出ているトーストが二切れ、どこから手をつけたらいいのか、見ただけでお腹いっぱいになりそう・・・とてもGGI一人では食べきれませぬ。知人に半分ちかく、食べるのを手伝ってもらいました。

コーヒーを飲みながら知人が「GGIもしっている県警の不祥事、あの件でちかいうちにオレ、県警本部に情報公請求に行くつもりや」と申しますので、「気をつけろよ、君は県警本部建設工事差し止め訴訟なんかやったことがあるから身元はとっく割れているぞ」と忠告いたしまた。そうしましたら、GGIと同年配の知人「山下洋輔はマグマいっぱいやけど、オレもまだ体の中にマグマが存在しているからなあ」などと若干ぶっそうなことを申しました。

かようなしだいで、楽しい一日を付き合ってくれた知人の無事を祈ってGGIは家路についたのでありました。

今日の写真はジャズコンサートの会場の様子を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!

コメント
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