昨日、買い物についでに西武さんのなかにある本屋さんに立ち寄りましたら、店員さんが「GGIさん、サンダースさん、来てますよ」と言いました。
頼んでおいた本「バーニー・サンダース自伝」（荻原伸次郎監訳、大月書店、2016年6月刊行）が届いていたのです。
今日の写真はこの本の表紙を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
この本、原題はOUTSIDER IN THE WHITE HOUSEであり、米国では2015年に出版されました。彼の自伝はすでに下院議員時代の1997年にOUTSIDER IN THE HOUSE(下院のはぐれもの)という題名で出版されており、2015年に大統領選予備選出馬の表明にあたり、この自伝の題名をOUTSIDER IN THE WHITE HOUSEと改め、あらたに前書きと解説を加えて再版されたのです。
ですから内容は実質的に二十年近く前に書かれたものということになりますが、それがこのたびの大統領選にも通じる内容であることが、GGIにはまことに驚きであります
サンダースさんの政策はともかく、彼の経歴をパラパラと眺めておりましたら、彼が下院議員に初当選したのは湾岸戦争最中の1991年11月とのこと。彼はパパ・ブッシュ大統領が始めた湾岸戦争に反対し、そして息子のブッシュ大統領が始めたイラク戦争にも反対したとのことです。
自国が始めた戦争に国会議員として反対することはとても勇気を要することです。まして9・11同時多発テロ以後、「愛国法」など全米が「愛国」一色に染まったなかで始められたイラク戦争、当時、米国議会で戦争に反対した議員は数えるほどしかいなかったようにGGIは記憶しております
かようなしだいで、この本の中身はまだ読んでいないのでありますが、GGIはあらためてサンダースさんに心から敬意を表します。
グッドナイト・グッドラック！
