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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

群馬の火の見櫓レビュー 2

2022-07-14 | g 火の見櫓観察記


 15 沼田市利根町大原     16 沼田市利根町日影南郷   17 沼田市白沢町平出


 18 昭和村糸井        19 沼田市岩本町       20 高崎市箕郷町柏木沢


 21 安中市上間仁田      22 甘楽町福島        23 下仁田町宮室


 24 南牧村磐戸        25 南牧村小沢


7月8日(金)

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群馬の火の見櫓レビュー 1

2022-07-14 | g 火の見櫓観察記


 1 嬬恋村三原         2 嬬恋村今井        3 みなかみ町月夜野
 

 4 みなかみ町月夜野      5 みなかみ町政所(?)   6 沼田市中発知町


 7 川場村門前              8 川場村川場湯原       9 沼田市知沢町


 10 片品村越本        11 片品村越本        12 片品村土出


 13 沼田市利根町老神     14 沼田市利根町大楊


7月7日(木)





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最後の火の見櫓

2022-07-14 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 25

 今月(7月)7日,8日の二日間、群馬の火の見櫓めぐりで出合った25基。本稿が最後、25基目の火の見櫓。


1374 甘楽郡南牧村小沢 3脚切妻〇型 撮影日2022.07.08 午後4時15分ころ

南牧村役場目指して国道45号を進む。前方視界に一瞬火の見櫓が入った、上の写真のように。だが、車は急に止まれない。役場まで行って、帰りに観ようと思った。で、この先の磐戸で前稿の火の見櫓と出合ったという次第。南牧村役場には午後4時10分頃着いた。自宅から役場までの走行距離は約470km。さて、これから引き返してちらっと見えた火の見櫓を見たら帰ろう・・・。





少し歩いて、こんな風に見えるところに着いた。これも「高さかせぎ」だ。遠くまで見通せること、という条件を優先して場所を決めたのかもしれない。このような立地はもちろん長野県にもある。





火の見櫓に切妻屋根って違和感がある。方向性を強く感じさせる形は櫓(柱が3本以上ある立体構造で方向性を感じさせない)とは合わない。やはり円錐や角錐のような方向性を感じさせない屋根が合う。


帰りは群馬銀行下仁田支店近くの交差点を午後4時半ころ左折、国道254号で長野県へ。県境の長いトンネルを抜けると佐久であった。その後、カーナビの案内に素直に従って国道254号の終点(過去ログ)を通過、夜8時ころ帰宅した。2日間の走行距離は603km、歩数は13,857歩だった。

鉄分補給の二日間、疲れたけれど楽しかった。


 

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「高さかせぎ」

2022-07-14 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 24


1373 甘楽郡南牧村磐戸 4脚4〇型(高さかせぎ)撮影日2022.07.08 午後4時近く

 国道45号は南牧川沿いの谷あいを奥へ奥へと続き、途中で分岐して上野村に至る。上野村と言えば御巣鷹山、1985年8月12日に日本航空のジャンボジェット機が墜落した大事故の現場となった山だ。

さて、この火の見櫓は上記分岐点の少し手前の道路よりだいぶ高い所に立つ「高さかせぎ」だ。上掲写真のように前方視界に入ってきた。この場所から少し進み、適当な場所に車を停めて歩いて戻ってきて観察した。二日間とも思いの外歩数が多いのはこのようなことにも因るのだろう。


擁壁の階段を登って火の見櫓のところまで行ってみた。


火の見櫓から集落を一望できることが分かる。




見張り台の床面の構成。巴型(↓)も好いと思ったが、これもなかなか好い。マンホール蓋もそうだが、見張り台の床も円形であることをちゃんと活かしたデザイン、円形だからこそできる魅力的なデザインが好いと思っている。


1366(群馬の火の見櫓 17)沼田市白沢町平出


逆U形のアーチ部材で補強された脚部


 

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下仁田町の火の見櫓

2022-07-14 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 23

 甘楽町から国道254号で下仁田町へ向かう。この国道は東京の文京区は東京ドームの近くの始点から松本市の郊外の終点までを結んでいる(過去ログ)。 途中、上信電鉄の踏切を通った。動く鉄も好きだが、あくまでも動かない鉄めぐりが目的なので、電車観察はパス。更に南牧村の役場を目指して県道45号を進む。

川(南牧川)に沿って集落が点在してるこの村の地理的状況は川場村や片品村と同じで、私の「なんとなく直感的理論」によると火の見櫓が何基か立っていて、しかもそれを見つけやすいはずだ。

南牧村入りする前にこの火の見櫓と出合った。県道沿いに立つ背の低い火の見櫓だ。


1372 甘楽郡下仁田町宮室 3脚3〇型 撮影日2022.07.08 午後3時半ころ


高さかせぎとは反対で、道路より低い所に立っている。なぜ? 


既に半鐘は撤去されていて、サイレンが主(ぬし)になっている。屋根、ちっちゃ。


脚は雑草の中。3角形の水平構面なのにブレースを設置している。これって構造的には不要なのでは・・・。いや、構面の補強になるのかな。


 

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甘楽町のマンホール蓋

2022-07-14 | g 地面の蓋っておもしろい〇




甘楽町のマンホール蓋 同町福島にて 撮影日2022.07.08

 蓋が円形であることを意識したデザイン。外側の円形の帯に町の花・ソメイヨシノが描かれ、内側の円には町の木・アカマツをバックに町の鳥・キジが描かれている。下側に かんら おすい と表記。


こちらは汚水ますのコンクリート蓋


 

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甘楽町福島の火の見櫓

2022-07-14 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 22

 高崎市から富岡市を経由して甘楽町に向かう。このルートは予め決めていた。火の見大好き長井さんに、この火の見櫓を紹介されたので、カーナビで甘楽町の図書館を目的地に設定した。図書館の隣という分かりやすい立地の火の見櫓。高崎市の洋菓子店・ミリオンからおよそ1時間かかった。ここに直行すれば、3,40分ほどで着く距離だろうが、遠回りしたので。


1371 甘楽郡甘楽町福島 4脚4〇型 撮影日2022.07.08 午後2時ころ


梯子桟の数と間隔(ピッチ)から見張り台のおよその高さを求めた。結果は12m。設置されている銘板から竣工が1952年(昭和27年)8月だと分かった。



 

この火の見櫓はかなり古いだろう。ごつい火の見櫓は古いものが多いことを経験的に知っている。

屋根のてっぺんの飾りに方位を示す円環があることを長井さんから聞いていた。





3角形の櫓の水平構面は横架材3辺の長さが決まれば形はひとつに定まり変形しない。4角形の櫓は変形の可能性がある。4辺の長さが決まっても形はひとつに定まらないので。この火の見櫓は水平構面内の変形を考慮して火打梁を入れ、さらに交叉ブレースまで入れている。古い火の見櫓にはこのように用心深く造られているものが少なくないように思う。


鋼管の梯子桟。この位太ければつかみやすいと思う。脚の上の水平構面にも火打ち梁とブレースを設置している。



脚部。今回の群馬の火の見櫓めぐりで、短い脚をいくつも見てきた。この脚も短いが、今まで見てきた短脚とは違う。脚の下側が後から埋められたのではないか。周りの様子を確認する。



火の見櫓の建設当時は敷地のレベルが右側の土地と同じレベルだった。その後、消防用の建物の建て替えの際に盛土造成した結果、今のレベルまで高くなった。それで脚の下側が埋まった。 このような推測をした。



 

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安中市上間仁田の火の見櫓

2022-07-14 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 21 

高崎市倉賀野にある洋菓子店ミリオンを後に国道17号、18号を通って安中市役所へ。更に甘楽町へ向かう途中でこの火の見櫓と出合った。


1370 安中市上間仁田 4脚6〇型 撮影日2022.07.14 午後1時半ころ



第一印象は長野県の火の見櫓と似ている、だった。櫓の形や屋根と見張り台の大きさとバランス。脚部、これまで見てきた群馬県の火の見櫓の短い脚とは姿形が違う。下側の梯子も櫓内に設置してあるし、踊り場にも手すりが設置してある。踊り場は櫓の一面だけ外側まで張り出しているが、このような形のものは長野県にもある。



4角形の櫓と6角形の屋根の組合せは多くはないと思うが、珍しいと言うほどでもない。軒先の飾り・蕨手はただ単に屋根の補強下地の端部処理ということにとどまらない意味があると思う。神輿の屋根と同形の飾りの意味は・・・。



踊り場を櫓の一面だけにバルコニーのように張り出した「カンガルーポケット」。長野県の東信でよく見かける型だ。



なかなか美しい脚ではないか。


 

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榛東村から高崎市へ

2022-07-13 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 20

 榛東村から高崎市に向かう。群馬県の地図を見て、あれこれ確認しながら記事を書いているが、高崎市が長野県の軽井沢町と堺を接していることに気が付いた。今まで知らなかった。また桐生市は間にみどり市が入りこんでいてふたつに分けられていること、両市の境界線が複雑に入り組んでいる、訳ありと思われるところがあることも初めて知った。

さて、火の見櫓、火の見櫓。


1369 高崎市箕郷町柏木沢 4脚4〇型 撮影日2022.07.08 午前11時20分頃


火の見櫓の後ろから横から樹木や竹が迫っている。なだらかにカーブする櫓。見張り台に対し屋根が小さいが、そのことがよく分かる。


見張り台には半鐘に代わり物々しいスピーカーが設置されている。以前栃木でも同じようなスピーカー付きの火の見櫓を見た(下の写真)。


この脚は今まで見てきた短い脚とは違い、長野県でよく見かけるタイプと似ている。



934 栃木市藤岡町藤岡(栃木市消防署藤岡分署)4脚無8型 撮影日2017.11.03


 

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榛東村の役場庁舎とマンホール蓋

2022-07-13 | g 地面の蓋っておもしろい〇




榛東村のマンホール蓋  撮影日2022.07.08 午前11時ころ

 蓋には村の鳥・ウグイスと村の花・ヤマユリが描かれている。同じ大きさのウグイスが遠近法によって描かれているように見える。


8日の移動履歴として載せる。

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沼田市岩本町の火の見櫓は観察できなかった

2022-07-13 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 19


1368 沼田市岩本町 JR上越線 岩本駅の近く

 国道17号を走行中にこの火の見櫓に気が付いた。だが、近づいて観察すること叶わず。通り過ぎてかなり離れたところの適当な所に停車して、徒歩で戻り、写真を撮った。

国道17号で高崎に向かっても火の見櫓と出合うことはほとんどないだろう、仮にあったとしてもこの火の見櫓と同じできちんと観察できないだろう。出かける前からこのように考えていて、国道17号から離れて榛東(しんとう)村を経由していくことにしていた。




屋根と見張り台は今まで観てきた火の見櫓と同類のデザインだ。脚部は確認出来ず終い。


 

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群馬県昭和村のマンホール蓋

2022-07-13 | g 地面の蓋っておもしろい〇


群馬県利根郡昭和村のマンホール蓋 撮影日2022.07.08



 蓋に描かれているのは後方に赤城山(私は国定忠治の「赤城の山も今夜を限り、生まれ故郷の国定村や云々」などというせりふが浮かぶ最後の世代かもしれない。そうでもないのか・・・)、片品川を大きく跨ぐ関越自動車道の片品川橋、右下に村の木・サクラ。風景画のようなデザインで、蓋が円形であることを特に意識しているようには思えない。仮に四角形だとしてもこのデザインとあまり変わらないだろう。蓋の下側に昭和村と農集排の表記。

この日、赤いトラス橋が空中を横切る風景を見ながら走行した。


 

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昭和村糸井の火の見櫓

2022-07-13 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 18


1367 利根郡昭和村糸井(写真の奥の方から手前に向かって走行してきた)4脚4〇型 撮影日2022.07.08 午前9時過ぎ

 背が高い火の見櫓。我が高性能のやぐらセンサーがかなり遠くからこの火の見櫓を捉えた。カーナビが示すコースから大きく外れてここに着いた。





櫓のプロポーションは②より③の写真の方が分かりやすい。美しい。 このような写真が撮れるかどうかは敷地の条件次第。踊り場の位置が高い。同じことを何回も書くが、この踊り場まで外付け梯子で登るのは怖いだろう。高いところが苦手だからいつもこう思ってしまう。






 

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沼田市白沢で見た地面の蓋

2022-07-13 | g 地面の蓋っておもしろい〇


沼田市白沢町(旧白沢村)のマンホール蓋 白沢町平出にて 撮影日2022.07.08

 前稿に載せた火の見櫓を背景にマンホール蓋の写真を撮ることができた。「火の見櫓を背景にマンホール蓋を撮る」というタイトな条件を設定して火の見櫓めぐりの時、実行している。





テトラポット(毘沙門亀甲)模様の地紋の蓋。 中心に「白」と「沢」を組み合わせた村章を入れている。この村章は4つの白から成る輪が沢を囲っている。沢だという知識を得てから見るのでシと尺だと分かるが、初見だとなかなか読めない。

農業集落排水のマンホール蓋


草津町のマンホール蓋にも同じ地紋が使われている。


草津町のマンホール蓋。草津町役場敷地内 撮影日2022.07.07


 

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沼田市白川町の火の見櫓

2022-07-13 | g 火の見櫓観察記

群馬の火の見櫓 17

 国道ではなく県道。県道62号を昭和村役場目指して進む。下の写真のように火の見櫓が見えてくるとうれしくなる。火の見櫓めぐりではこの瞬間が一番好き。下調べをしてしまうと、「あった!」という感動を味わうことが出来なくなる。観光旅行然り。下調べで観光名所などの画像を見すぎると、実際にその名所に立った時、あ、ネットで見たのと(昔ならガイドブックで見たのと)同じだと言って、そこを背景に写真を撮っておしまい、ということになりかねない。




1366 沼田市白沢町平出 蚕影山宮の石宮 4脚4〇型 撮影日2022.07.08


やはり火の見櫓はこのような健全な姿が好い。


見張り台の踊り場の床の構成、おお巴型。これいいなぁ。


上の梯子の支柱がカーブしている。なぜカーブさせているのだろう。意図は・・・。櫓の外側まで張り出した見張り台のような踊り場って群馬にはないのかな。今回観た火の見櫓にはまだない。このような簡素な踊り場でも機能は果たせるが、見た目には物足りない。



脚部。鋼材の土台の上に柱脚を固定している。やはり単材の脚は見た目が心もとない。このような斜材の入れ方ではトラス脚とは言えない。斜材は垂直構面をかためる方杖。








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