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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

986 松本市梓川倭の火の見櫓

2018-05-03 | g 火の見櫓観察記


986 松本市梓川倭(野々宮神社の近く)4脚〇〇型 撮影日180502

 火の見櫓の近くから全形を撮影するのは好きではない。周囲の建物の垂直線が倒れて写るから。垂直線は垂直に写したい。そのためには少し遠くから撮らなければならないが、今回は電線が邪魔だったりしてあまりいいポイントが見つからなかった。まあ、電柱・電線が邪魔なのはいつものこと。火の見櫓は大半が道路沿いに立っているから電柱・電線があって当たり前。この写真にも電線が写っている。

辻に堂々と立っている火の見櫓だが、この辺りは今まで来たことがなく、見るのは初めて。網羅的に長野県内の火の見櫓を見て回っているわけではないから、近場にもまだ見ていない火の見櫓があるだろう。


見張り台にスピーカーを設置すると、かなり目立つ。できれば見張り台の下にして欲しい(などと設置者の都合も考えず勝手に思っている)。見張り台の床材はどうやら平鋼ではなく丸鋼のようだ。井形に組んだ下地の4隅、床材を取り付ける方向はやはりこうなる。

消火ホースを掛けるバーが見張り台の床の高さに、ホースを引き上げる滑車が床面の下にある。この位置でどうやって作業をするのだろう・・・。



踊り場には双盤が取り付けてある。梯子はもう少し上まで伸ばして欲しかった。これでは踊り場に移動するのが大変だ。梯子を見ると踊り場や見張り台に移動しやすいかどうかいつも気になる。



脚部 今までに何回も書いてきたから今回は省略する。


 

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― 生坂村下生坂の火の見櫓(再訪)

2018-05-01 | g 火の見櫓観察記


(再)東筑摩郡生坂村下生坂 (国道19号沿い) 4脚4〇型 撮影日180430

 この火の見櫓は2010年の10月に見ている。火の見櫓めぐりを始めた年だが、写真を数カット撮ってオシマイ、という感じ。ブログにも写真を載せただけで観察記録は書いていない。




4脚4〇型、ごく一般的な型の1基。スピーカーを付けていないのでスッキリしている。



方形(4角錐)の屋根だが、反りのカーブが美しい。軒先ではほとんど勾配がない。蕨手がないが、この屋根だと特に違和感を感じない。消防信号板を見張り台の手すりに内側を向けて付けてある。消防信号板の取り付け位置は火の見櫓によってまちまちだが、半鐘を叩く時に参照するということを踏まえると、この位置が正解だと思う。



屋根頂部の避雷針に、細い丸鋼の蔓のような飾りが付いている。



脚部の様子。アーチ形の部材を柱脚まできちんと伸ばしていないのは残念、とこのような脚部を見るたびに思う。


 

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