透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 生坂村下生坂の火の見櫓(再訪)

2018-05-01 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)東筑摩郡生坂村下生坂 (国道19号沿い) 4脚4〇型 撮影日180430

 この火の見櫓は2010年の10月に見ている。火の見櫓めぐりを始めた年だが、写真を数カット撮ってオシマイ、という感じ。ブログにも写真を載せただけで観察記録は書いていない。




4脚4〇型、ごく一般的な型の1基。スピーカーを付けていないのでスッキリしている。



方形(4角錐)の屋根だが、反りのカーブが美しい。軒先ではほとんど勾配がない。蕨手がないが、この屋根だと特に違和感を感じない。消防信号板を見張り台の手すりに内側を向けて付けてある。消防信号板の取り付け位置は火の見櫓によってまちまちだが、半鐘を叩く時に参照するということを踏まえると、この位置が正解だと思う。



屋根頂部の避雷針に、細い丸鋼の蔓のような飾りが付いている。



脚部の様子。アーチ形の部材を柱脚まできちんと伸ばしていないのは残念、とこのような脚部を見るたびに思う。