(再)北杜市高根町村山北割 高根総合支所 4脚8〇〇型 撮影日190413
■ 背の高い火の見櫓。飴細工のようにぐ~っと上方へ引っ張って伸ばしたのではないか、そんな印象のプロポーションだ。踊り場の手すりに消火ホースを掛ける金物を取り付けてある。このことから、手すりまでの高さが地上から10m以上あることが分かる(20mの消火ホースの真ん中を金物に掛けるので)。総高は20m近くあるだろう。
屋根もまた、少し上方へ引っ張って伸ばしたかのような形だ。
4角形の櫓と8角形の屋根をどのように納めているか、よく分かる。4角形と8角形は角が重なるからきちんと無理なく納まる。
踊り場の手すりには見張り台のような飾りをつけていない。意匠の統一性という観点からは、両者同じ方が好い。
この辺りは桜が見ごろだった。