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■ 昨年(2024年)は安部公房の作品を集中的に読んだ。今年は作家を決めず(決めることができず)、読みたいと思う作品を読むことにした。
しばらく前に『青い壺』(文春文庫)を読んで、人の心理を描かせたら有吉佐和子の右に出る作家はいないのではないか、と思った。で、『華岡青洲の妻』(新潮文庫)を読み始めた。青洲の妻と青洲の母。この小説では華岡青洲をめぐる嫁と姑の心模様、愛の葛藤が描かれているから。
奥付で発行年月日をみると、1970年1月30日。買い求めたこの本は2025年1月20日、78刷。55年経つのに、いまだに書店に並び、読み続けられている作品。内容をカバー裏面の紹介文から引く。
**世界最初の全身麻酔による乳癌手術に成功し、漢方から蘭学への過渡期に新時代を開いた紀州の外科医華岡青洲。その不朽の業績の陰には、麻酔薬「通仙散」を完成させるために進んで自らを人体実験に捧げた妻と母があった―(後略)**
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